エヴァで誘客「シン・ハママツ計画」の経済効果11億円超…「初号機」立像に5万人超、アジア圏や欧米からの観光客も
浜松市は、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を活用した大型誘客施策「シン・ハママツ計画」の昨年度の経済効果について、11億1000万円に上ったと発表した。
今年度は、はままつフラワーパーク(浜松市)と共同で、花を使った「初号機」のモザイクアートなどを制作し、舘山寺エリアでの地域経済活性化につなげたい考えだ。
中野祐介市長が3月下旬の定例記者会見で明らかにした。昨年4月から10か月間、市役所に設置された初号機の立像(高さ約6メートル)を訪れた人は5万人を超え、中野市長は「思った以上の効果があった」と手応えを語った。
来庁者を対象にした市のアンケートなどによると、初号機の立像は休日や祝日だけで約3万4700人が観覧し、全体で約5万1800人(推定値)が訪問した。海外観光客の姿も目立ち、台湾や中国などのアジア圏のほか、米国やブラジル、ドイツ、フランスなどからも多く訪れたという。
経済効果では、飲食店とのコラボメニューの売り上げが約800万円。アニメ映画のモデル地となった天竜浜名湖鉄道の駅の見学ツアー参加者が前年の1・5倍に増えた。市観光・シティプロモーション課の担当者は「想定より人が来て、市内観光を楽しんでくれた。今後も市内の観光地とコラボして企画していきたい」と語った。
今年度の実施期間は10月頃から来年2月の予定だ。はままつフラワーパーク内に花を活用して初号機を模したモザイクアートなどを設置して舘山寺エリアへの誘客を図るほか、市内の飲食店や物販店とコラボ商品を開発したり、スタンプラリーを実施したりする。
同園の担当者は「期間中はイルミネーションを行う。園内をエヴァで彩り、フラワーパークを起点に舘山寺全体を盛り上げたい」と力を込めた。
