岡本和真(提供・共同通信社)

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 「ブルージェイズ3−0レッドソックス」(28日、トロント)

 ブルージェイズ岡本和真内野手の決勝タイムリーで同地区対決を制した。最終的に4打数1安打2打点でチームは最下位転落を阻止した。

 場面は三回、2死二、三塁と絶好の先制機で打席に入った岡本。カウント2−2からの5球目を完璧にとらえると、打球は弾丸ライナーであっという間に左翼手の頭上を越えていった。

 一気に2者が生還し、岡本も二塁を目指し最後は頭から滑り込んだが無念のタッチアウト。すぐさまベンチにチャレンジを要求し、シュナイダー監督が行使するも失敗。判定は覆らなかった。

 敗れれば最下位転落となる同地区対決の一戦。五回にはゲレーロJr.のタイムリーで追加点を挙げ、昨年のポストシーズンで歴史的な快投を見せたイェサベージが今季初登板で六回途中無失点。救援陣も踏ん張り、レッドソックス打線の反撃を封じ込んだ。

 ゲレーロは七回の第4打席で内角ツーシームが左前腕を直撃する死球を受けた。スタンドから大ブーイングがわき起こり、ゲレーロは直後にスキップして痛みを和らげると、ベンチからトレーナーとシュナイダー監督が飛び出した。

 腕の動作チェックなどを行い、一塁へ向かうとスタンドは大歓声へ変わった。ブルージェイズはスプリンガーやカークなど開幕直後から主力選手の離脱が相次いでいる。チームの顔とも言えるゲレーロだけに、ファンもヒヤリとした瞬間だった。その後、なおも2死一、二塁と好機を広げたが、岡本は空振り三振に倒れ追加点を奪うことはできなかったが、リリーフ陣がきっちりと役割を果たしてリードを守り切った。

 ヒーローインタビューで岡本の決勝タイムリーについて問われたゲレーロは「彼は非常にグレート。そして楽しい。だから僕は彼を愛してるんだよ」と笑っていた。