日産、600億円の赤字予想が500億円の黒字見込みに…コスト削減や予想以上の円安などで
経営再建中の日産自動車は27日、2026年3月期連結決算の業績予想を上方修正し、本業のもうけを示す営業利益が500億円(前期は697億円)になる見通しを発表した。
今年2月時点で600億円の赤字を予想していたが、コスト削減や円安が進み、一転して黒字の見通しとなった。
最終利益は5500億円の赤字(前期は6708億円の赤字)、売上高は12兆円(5・0%減)を予想している。
日産は25年5月、追浜工場(神奈川県横須賀市)など世界7工場での自動車生産終了や従業員2万人の削減を柱とする再建計画を発表し、固定費の削減を進めている。ヘッドランプなどの部品を既製品に切り替えるといった地道なコスト削減も進めてきた。
中東情勢の緊迫化に伴い、「有事のドル買い」による円安も、輸出比率が高い日産には追い風となった。日産は5月13日、26年3月期の連結決算を発表する。
