Intelが通常であれば「不良品」とみなされるCPUから大きく利益を得たとの指摘

Intelの2026年第1四半期の売上高は前年同期比7%増と好調です。アナリストは、質の低いCPUが大量に売れたことが利益率上昇の要因だったと指摘しました。
Got some clarity from Intel IR on additional lift to margins.
Intel got an unexpected margin lift from better yield salvage. Chips that would normally have been lower-value edge-die on the wafer were binned down and still sold into usable SKUs, turning what may have been scrap…— Ben Bajarin (@BenBajarin) April 24, 2026
Intel reportedly says it boosted yields by selling what would normally be 'scrap' or 'low-expectation' CPUs - customers more willing to accept lesser chips due to overwhelming CPU demand | Tom's Hardware
アナリストのベン・バジャリン氏がIntelの投資家向け広報チームから直接得たという情報によると、顧客は本来であれば不良品や低品質として扱われるCPUを買いあさっており、それが同社に実質的な収益をもたらしているとのこと。
CPUの製造においては、ウエハーと呼ばれる基盤からダイと呼ばれるチップが切り出されますが、ウエハーの端から切り出されるダイは中央のものと比べて品質が低く、欠陥が多く、性能も劣る傾向があるとのこと。バジャリン氏によると、昨今はあまりにもCPUの需要が高いため、こうした低スペックの可能性のあるCPUの売り上げが大きく向上したとのことです。

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それでも第1四半期では予想を大幅に上回る好調ぶりを示し、1株当たり利益は予想を3000%も上回りました。直近ではGoogleと複数年にわたる契約を結び、次世代AIの開発に向けてチップを提供するとしています。
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