りくりゅう プロ転向宣言「来週にはもう少し具体的には話せる」 ミラノ五輪パレードで豪快リフト披露
ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日、東京・日本橋で行われた。五輪のフィギュアスケート・ペアで日本勢初の金メダルに輝いた「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)の登場に沿道からは大歓声が上がった。
木原は「ミラノ・コルティナ五輪ではたくさんのご声援をいただきました。何度も心が折れそうな瞬間、皆さまのご声援で戦い抜くことができた」と振り返り、「少しでも感謝の気持ちを届けられれば」と意気込んだ。
りくりゅうは、「ゆなすみ」こと長岡柚奈(20)、森口澄士(24)組(木下アカデミー)と共にリフトを披露。ファンからは大きな拍手や歓声が送られた。三浦はパレード後の質疑応答で「身長が小さいので、奥の方まで見ることができなかったので、皆さまの目に映るかなと思った。見ていただけたらうれしい」と茶目っ気たっぷりにコメント。木原は「もっともっとペアを知っていただきたい思いがある。今日がペアへの入口になったらいいなと思ってリフトをさせていただいた」と話した。
三浦は「たくさんの方々に名前を呼んでいただけて、思いがこみ上げてしまって泣きそうになってしまった。たくさんの方に応援されて支えられてこの場にいると痛感した」と感慨深げだった。
今季限りでの引退を決断しており、28日に会見を控えている。この日の取材で木原は「これからプロとして2人で頑張っていきます」と今後について語った。初めて「プロ」という言葉を使い「詳しくは話せないが、現役期間中はなかなか日本で演技を披露させていただく機会が限られていた。どんな形になるか分からないが、もっともっとペアを身近に感じていただけるように、いろんなことをさせていただきたい。来週にはもう少し具体的には話せる」と話した。
三浦も「たくさんの方にりゅくりゅうと言っていただき、たくさんの人に知っていただけた五輪だった。ここで終わらせず、長い時間はかかると思いますが、次の世代につないでいけるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。
ミラノ五輪で史上最多24個(金5、銀7、銅12)のメダルを獲得した日本選手団から、りくりゅう、フィギュアスケート女子銀メダリストの坂本花織(26=シスメックス)、スノーボード女子ビッグエア金メダル、スロープスタイル銅メダルに輝いた村瀬心椛(21=TOKIOインカラミ)らが登場。ミラノパラリンピック出場選手と合わせて計119人のアスリートが応援への感謝を込めてファンの前に雄姿を見せた。
東京都中央区の日本橋周辺、コレド室町テラス大屋根広場を出発し日本橋中央通りをパレード。冬季五輪・パラリンピック後のパレード実施は初となった。
24年夏のパリ五輪・パラリンピックの後にも同様のパレードが行われ、107選手が同じく日本橋を行進。沿道に駆けつけた約1万人のファンと間近で交流した。
