U-19日本代表候補合宿で最年少メンバーが奮闘…小川尋斗(川崎F U-18)が1アンカーで掴んだ収穫と課題
[4.21 練習試合 U-19日本候補 1-1(PK6-5) 関東大学選抜]
U-19日本代表候補メンバー最年少の高校3年生が、中盤の底で奮闘した。21日の関東大学選抜戦で先発出場したMF小川尋斗(川崎F U-18)は後半35分までプレー。3-1-4-2のアンカーポジションで攻守のバランスを取った。
中盤の底で攻守のバランスを欠くと、スペースを突かれてしまう。その一方、引きすぎると攻撃のスイッチを押せなくなる。小川はそのバランスを取りながら苦心した。
「1アンカーなので、ボールを受けたくても受けに行きすぎると、スペースが空いてカウンターが危ない。でもその中でももっとボールを要求して、その狭いスペースで自分が受ける。逆サイドが空いていたので、展開をもっともっとできたらよかった」(小川)。攻撃面では課題を見出しつつ、守備面では鋭いカットに手応えも。「刈り取るところとかセカンドボールは反応よく取れていたのでよかった」と試合を総括した。
急造チームだからこそ、連係面の重要さも噛みしめた。「前をどう動かすか、というところで一番重要なのはコミュニケーション。守備ではハメるところ、攻撃ではインサイドハーフに当てて落としたボールを自分が受けて展開するところとかで、(アンカーは)重要な役割だと自分は思っていたので。コミュニケーションの部分は試合中けっこう喋れて前を動かすことはできた。でも、前半にもっと動かして相手陣でボールを取れたらよかった。そこはちょっと反省」。合計80分のプレー時間は、実り多きものとなった。
昨年12月、山口智監督体制の初陣となったSBSカップ国際ユースサッカーで、小川はU-18日本代表のトレーニングパートナーとして参加した。今年2月にはNEXT GENERATION MATCH 2026で日本高校選抜と対戦したU-18 Jリーグ選抜メンバーに選出。3月にはJ-VILLAGE CUP U-18でU-18日本代表メンバーとして初めて参加した。
今回は候補合宿ではあるが、一個上のU-19世代とともにプレー。「(刺激は)めちゃくちゃ大きい。自分の強みをどう証明するかを学べる機会なので。こういうところで結果を残せば、クラブで帰っても力になるし、この代表でも生き続ける」。練習でも気後れすることなく、終始笑顔で楽しみながら活動を過ごしていた。
山口監督体制のU-19日本代表は、今夏にU20アジアカップ予選を戦い、来年3月のU20アジア杯へ。同大会で出場権を手にできれば、来夏にはU-20W杯が控えている。小川は「(U-20W杯への意識は)めちゃくちゃ強い」と力を込める。「そこに入らないといけないと自分自身思っている。このあとも代表活動はあるけど、自チームに戻って結果を残してこの活動に参加する気持ちで今後もやっていければ」と先を見据えていた。
候補合宿中、U-19日本代表は今夏の北中米W杯のトレーニングパートナーとして帯同することが発表された。同期間にはフランスで国際大会モーリスレベロトーナメントも行われるため、U-19日本代表は2グループに分かれる予定。選手たちはまずメンバーに入ることを目指しながら、どちらに入りたいか夢見ていた。
小川も「めちゃくちゃレアな体験」とW杯帯同を語る。日本代表にはプレーを参考にしている選手も多い。「田中碧選手は攻守万能で走れる。しかも得点も決めるところを参考にしている。佐野海舟選手もボール奪取力がすごいし、取った後のゴールにつなげるドリブルやパス、前への推進力をすごく参考にしている」。憧れの選手と対面する可能性に、目を輝かせていた。
W杯帯同組とモーリスレベロ組の2グループをどう振り分けられるかは現時点では未定。小川は「W杯もあるしフランスの活動もある。どっちに選ばれてもいい準備をしていきたい」と述べ、どちらの活動でも自身の糧にしていく構えを見せていた。
(取材・文 石川祐介)
U-19日本代表候補メンバー最年少の高校3年生が、中盤の底で奮闘した。21日の関東大学選抜戦で先発出場したMF小川尋斗(川崎F U-18)は後半35分までプレー。3-1-4-2のアンカーポジションで攻守のバランスを取った。
中盤の底で攻守のバランスを欠くと、スペースを突かれてしまう。その一方、引きすぎると攻撃のスイッチを押せなくなる。小川はそのバランスを取りながら苦心した。
急造チームだからこそ、連係面の重要さも噛みしめた。「前をどう動かすか、というところで一番重要なのはコミュニケーション。守備ではハメるところ、攻撃ではインサイドハーフに当てて落としたボールを自分が受けて展開するところとかで、(アンカーは)重要な役割だと自分は思っていたので。コミュニケーションの部分は試合中けっこう喋れて前を動かすことはできた。でも、前半にもっと動かして相手陣でボールを取れたらよかった。そこはちょっと反省」。合計80分のプレー時間は、実り多きものとなった。
昨年12月、山口智監督体制の初陣となったSBSカップ国際ユースサッカーで、小川はU-18日本代表のトレーニングパートナーとして参加した。今年2月にはNEXT GENERATION MATCH 2026で日本高校選抜と対戦したU-18 Jリーグ選抜メンバーに選出。3月にはJ-VILLAGE CUP U-18でU-18日本代表メンバーとして初めて参加した。
今回は候補合宿ではあるが、一個上のU-19世代とともにプレー。「(刺激は)めちゃくちゃ大きい。自分の強みをどう証明するかを学べる機会なので。こういうところで結果を残せば、クラブで帰っても力になるし、この代表でも生き続ける」。練習でも気後れすることなく、終始笑顔で楽しみながら活動を過ごしていた。
山口監督体制のU-19日本代表は、今夏にU20アジアカップ予選を戦い、来年3月のU20アジア杯へ。同大会で出場権を手にできれば、来夏にはU-20W杯が控えている。小川は「(U-20W杯への意識は)めちゃくちゃ強い」と力を込める。「そこに入らないといけないと自分自身思っている。このあとも代表活動はあるけど、自チームに戻って結果を残してこの活動に参加する気持ちで今後もやっていければ」と先を見据えていた。
候補合宿中、U-19日本代表は今夏の北中米W杯のトレーニングパートナーとして帯同することが発表された。同期間にはフランスで国際大会モーリスレベロトーナメントも行われるため、U-19日本代表は2グループに分かれる予定。選手たちはまずメンバーに入ることを目指しながら、どちらに入りたいか夢見ていた。
小川も「めちゃくちゃレアな体験」とW杯帯同を語る。日本代表にはプレーを参考にしている選手も多い。「田中碧選手は攻守万能で走れる。しかも得点も決めるところを参考にしている。佐野海舟選手もボール奪取力がすごいし、取った後のゴールにつなげるドリブルやパス、前への推進力をすごく参考にしている」。憧れの選手と対面する可能性に、目を輝かせていた。
W杯帯同組とモーリスレベロ組の2グループをどう振り分けられるかは現時点では未定。小川は「W杯もあるしフランスの活動もある。どっちに選ばれてもいい準備をしていきたい」と述べ、どちらの活動でも自身の糧にしていく構えを見せていた。
(取材・文 石川祐介)
