稲井清香アナ(写真・NHK公式サイトより)

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 4月18日、長野県北部を震源とするマグニチュード5.0、深さ8kmと推定される最大震度5強を観測する地震が発生。その直後に、NHK長野放送局のスタジオにあらわれ、緊急地震速報を淡々と伝えたNHKの稲井清香アナウンサーが話題となっている。

「稲井アナは普段、清潔感と品のあるルックスで“乃木坂46のエース級の可愛さ”と称されることもあるアナウンサーです。それだけに、今回の“すっぴんメガネ”での登場は強烈なギャップとして映りました。地震発生からわずか10分でスタジオにかけつけ、そのまま本番に入ったわけですね。NHKは身だしなみにも厳しく、通常の放送では一定の準備時間を確保するのが基本ですが、今回はその時間も取らず、“今この瞬間に伝えるべき情報”を最優先しました」(全国紙記者)

 画面に映ったのは、飾らない素顔と落ちついた語り口。災害時の不安が広がる中で、その冷静な佇まいが視聴者の緊張感を一層高めたようだ。SNS上では、その報道姿勢に対する称賛の声が相次いでいる。

《かえって状況を際立たせられるし、緊急感も出て良い。それにすっぴん綺麗です。かえって美人度が際立つ!!》

《民放にはない覚悟だよね》

地震直後だからな、上に言われればノーメイクでも出ないといけない》

 特に目立ったのは、「見た目」ではなく「対応力」や「覚悟」に言及する声だ。緊急時においては、即応性が何より求められる。その意味で、今回の対応は公共放送としての使命を体現したものだと受け止められている。

「また、今回の件で注目されたのが、NHKと民放のスタンスの違いです。演出や見せ方を重視する傾向がある民放に対し、NHKは“情報の正確性”と“即時性”を最優先する。その違いが、災害という非常時においてより鮮明に浮かび上がりました。

 実際、NHKでは常に災害に備えて宿直アナウンサーが用意されており、災害が起きたときにすぐに対応できるアナウンサーがいます。また、宿直以外のアナウンサーもなるべく放送センターの近くに住むことで、すぐに駆けつけられるようにもしています。こうした日頃の体制がしっかりと生かされましたね」(同前)

 稲井アナの対応は、「報道の最前線」に立つ者の覚悟を多くの視聴者の心に刻むことになった。