JRT四国放送

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(小玉アナウンサー)
「今週はシリーズで2期目の任期折り返しを迎えた、遠藤市政を検証してきました」
「最終日の4月17日は、市政担当の渡辺記者の解説をまじえてお伝えします」

(渡辺記者)
「よろしくお願います。まずは現在の遠藤市政を市民がどう評価しているのか、街の声を聞ました」

(市民は)
「私は選挙で(遠藤市長を)応援していた。頑張って欲しい」

(市民は)
「内藤前市長よりは遠藤市長の方がマシちゃう?一生懸命やっているような気がする」
「市民の声を聞いて『どうしたらいいか』と検討した方がいい。遠藤市長が一人で頑張っても仕方ない。一人で頑張ってもできるものではない」

(市民は)
「ほら頑張っていると思う。精一杯のことをしてくれていると思う。けど、1つ1つ片付けて行かんと何もかも、あっちもこっちも手付かずになって任期が終わってしまう」

(市民は)
「どういう市にしたいかというビジョンがもうひとつ見えてこない。目先の利益だけ、自分の目先の利益だけで足を引っ張り合う。それが徳島が発展しない大きな原因では?」

(小玉アナウンサー)
「応援する声もありますが、鋭い意見もありましたね」

(渡辺記者)
「そうですね、こうした声の背景にあるのが遠藤市長の公約と2年間の実績です。コチラをご覧ください

(小玉アナウンサー)
「遠藤市長が掲げた、6つの公約の柱ですね」

(渡辺記者)
「代表的なものの進捗や、実績を見ていきます」

(渡辺記者)
「まずは、『まちのにぎわいづくり』です」

核となる新ホール整備は県が主導して行うものですが、遠藤市長は、建設地を旧文化センター跡地から藍場浜公園へと変更する県の案を、議会に報告せずに承認。

新たな県市基本協定を結び、議会との軋轢が生まれる原因となりました。

(渡辺記者)
「続いて『子育て・福祉の充実』です」

(小玉アナウンサー)
「これも、遠藤市長が力を入れている政策ですね」

(渡辺記者)
「これまでに小中学校の体育館へのエアコンの設置や、小学校の給食費の無償化などの公約を実行しています」
「ただ、給食費の無償化は恒久的なものではないので、今後の展開が注目されます」

(渡辺記者)
「続いては『廃棄物処理』です」

マリンピア予定地市はマリンピア沖洲に、新しいごみ処理施設を単独整備する計画で、北島町の可燃ごみも受け入れることを決めています。

また、リサイクル率の向上を目的にペットボトルの単独収集も、4月から開始しています。

(小玉アナウンサー)
「実績として一定の取り組みが進む一方で、今後の市政課題も浮かび上がっていますよね」

(渡辺記者)
「やはり目立つのは『議会との関係性』です」
「遠藤市長が再当選以降、新ホール整備計画や百条委員会、アミコビルの再生事業などを巡り、たびたび議会との激しい対立が見受けられます」
「こうした状況をどう見ているのか、地方自治の専門家に話を聞きました」

(徳島大学大学院・小田切康彦 教授)
「市民から見ると『いつまで何やっているんだ』というような状況かと思う」
「何に対して揉めているのか、どこが議論になっているのか、何が論点なのかということ自体もあまり市民側に見えてこないのが、おそらくモヤっとした部分」
「情報公開がどこまでできているか、きちんと中身の議論をしているかなどが、問われているのではないかと思う」

(徳島大学大学院・小田切康彦 教授)
「地方自治の趣旨からすると、きちんと議論をしながら、より良いものを決定して実行に進めていくプロセスが求められているので」
「そういう意味では、活発に動いているという見方もできないことはない」
「ただ単に気にくわないから反対しているという、感情論に走っているようなところも見え隠れしているので」
「そうではなくて、中身の議論をきちんとしてもらうというのが非常に重要」

(小玉アナウンサー)
「市民としては首長と議会が揉めていると、不安感や不信感につながってしまいますよね」

(渡辺記者)
「そうですね、議論が活発なのは良いことですが、対立そのものが目的となっては本末転倒です」
「掲げた公約の着実な実現と、建設的な議論によるスムーズな議会運営」
「そして何よりそれらを市民の信頼につなげるために、遠藤市長が今後どのようなかじ取りを見せるのか」
「真価が問われる後半戦となります」

(小玉アナウンサー)
「渡辺記者でした」