『とんかつ すぎ田』とんかつロース 2700円、ごはん 300円、豚汁 200円 カリッとした薄衣が特徴。パン粉は老舗パン屋「ペリカン」から。豚肉は千葉産中心。創業時と同じ信頼の業者から質のいいものを仕入れる

写真拡大 (全4枚)

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・蔵前のとんかつ店『とんかつ すぎ田』です。

軽やかな衣の上質なおいしさが最後まで続く

とんかつ、ロース約160g。それは最初のひと口目から最後のひと切れまでおいしさが続く、軽やかで食べ疲れないサイズ感。極厚だレアだと流行を追う店も多いなか、変わらず気負わず2代目の佐藤さんが先代のスタイルを守っている。

プロの極意は数多いが、強調すべきは温度が違うふたつの油鍋を使い分ける三度揚げだろう。肉の余分な脂を削ぎ落とし、地元の老舗パン屋から仕入れる細かめのパン粉をまとわせてから、最初は中温で旨みを閉じ込め、次に低温でじっくり、最後はまた中温でカラリと揚げる。特にロースは肉本来の味と嚙み応えを楽しめるようしっかりめの火入れを意識するそう。

とんかつロース2700円、ごはん300円、豚汁200円

『とんかつ すぎ田』とんかつロース 2700円、ごはん 300円、豚汁 200円 カリッとした薄衣が特徴。パン粉は老舗パン屋「ペリカン」から。豚肉は千葉産中心。創業時と同じ信頼の業者から質のいいものを仕入れる

さらに米のおいしさにもこだわっており、生産者指定で仕入れる品質の良さはもちろん、炊きたての風味を保てるようお櫃を湯煎して保温するなど繊細な配慮が何ともニクい。とんかつはやっぱり白飯が最高の相棒、日本の味だよなぁ。改めてそう思わせてくれる店だ。

【名店の証】

『とんかつ すぎ田』約140度と約170度のふたつの油の鍋を使い分けて三度揚げ。油切れが良く軽やかに仕上がるという

約140度と約170度のふたつの油の鍋を使い分けて三度揚げ。油切れが良く軽やかに仕上がるという。

『とんかつ すぎ田』店主 佐藤光朗さん

店主:佐藤光朗さん「色や温度など全てを総合して仕上がりを見極めています」

『とんかつ すぎ田』

蔵前『とんかつ すぎ田』

[店名]『とんかつ すぎ田』

[住所]東京都台東区寿3-8-3

[電話]03-3844-5529

[営業時間]11時半〜14時(13時45分LO)、17時〜20時半(20時頃LO、材料がなくなり次第終了)

[休日]木・他不定休

[交通]都営大江戸線蔵前駅A5出口から徒歩3分など

撮影/鵜澤昭彦、取材/肥田木奈々

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、絶品とんかつヒレの画像をご覧いただけます

※月刊情報誌『おとなの週末』2026年3月号発売時点の情報です。

【画像】老舗パン屋から仕入れる細かめのパン粉はカリッ!の決め手(7枚)