Photo: 武者良太

優しく響く再生クオリティも推したい。

みなさま。ヘッドホンやイヤホンに求めるものってなんですか? 優先順位をつけるとしたらどうなりますか?

なんとなくの肌感なんですけど、音楽再生時の音質とノイズキャンセリングの強さが1位2位となる方が多いんじゃないでしょうか。

しかしオンライン会議やボイスチャットが増えた現在、マイクの音質、通話品質も重視したい。

リスニングのために使うなら、マイクまわりは一切考えなくて良い要素。ちょっと喋れればいいから、電話やラジオみたいな声でも十分だよね。でもオンライン会議などでも使うなら滑舌が良く聴こえるマイクが好ましいし、周囲の人の声もキャンセルしてほしいよねーと。

Jabraの新作「Evolve3」シリーズが面白いのは、再生品質もマイク品質も高めてきたところです。音楽を聴いて良し、喋って良し。プライベートでもビジネスでも満足できるオトナヘッドホンになっているんです。

オーバーイヤーの85、オンイヤーの75

Image: Jabra

今回発売されるモデルは2機種。こちらはオーバーイヤータイプの「Evolve3 85」です。大きくて、バッテリーの持ちがよくて(最長25時間の通話、最大120時間の音楽再生)、耳を覆うことからくるパッシブの性能含めて遮音性が高いとのこと。

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Bluetooth、独自2.4GHzワイヤレス、有線(3.5mmアナログ/USB-C)での接続が可能です。お値段は7万1280円(充電スタンド付属モデル7万6780円)。

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もう1つがオンイヤータイプの「Evolve3 75」。オンイヤー、耳のせタイプですね。バッテリー駆動時間は通話は最長22時間、音楽再生なら最大110時間。接続は Bluetooth、独自2.4GHzワイヤレス、有線(USB-C)。

Photo: 武者良太

お値段は5万4780円(充電スタンド付属モデル6万280円) です。小ぶりなぶん、バッテリー容量が少なめですね。

個人的にはコンパクトなEvolve3 75がほしいな。発表会で体験した限り、アクティブノイズキャンセリングとマイクまわりの性能には差がないようですし、持ち運びしやすそうだなーって。モバイルの民として、可搬性は大事なんです。

Photo: 武者良太

参考までに、折りたたんだときのサイズ差はこちら。 キャリーケースのサイズも、Evolve3 75のほうがひとまわり小さくなっています。

柔らかく優しく響くラウンジトーンの持ち主

Photo: 武者良太

音楽再生時のクオリティをチェックしてみましょう。

おお、いいじゃない。Evolve3 75は全域にわたって明瞭です。タイトな低域に、粒立ちがはっきりしている中高域が合わさっています。高BPMな曲を鳴らしても聴き取りやすい。テンション、上がります。

Evolve3 85の音を聴いてみると、あ、音楽重視ならこっちを選んだほうがいいと思えてきた。中低域が分厚いんです。リバーブが優しくじんわりと響きわたるし、音色の輪郭も深みがある。同じドライバーユニットを使っているはずなのに、ハウジングのサイズでこうも聴き応えが変わってくるか!と良い驚きがありました。

リラックスするときにも使いたい、と考えるならEvolve3 85をめっちゃ推したい。もちろんアプリ側でチューニングすればEvolve3 75のようなシャープ寄りのトーンにもできますよ。

ブームマイクじゃないのに声しか聴こえない魔法です

Photo: 武者良太

ビジネスシーンでも使うヘッドセットはブームマイクを使うのが一般的でした。JabraもEvolve2まではブームマイクを使っていました。マイクユニットを口元に寄せれば寄せるほど実用上は周囲のノイズが入りにくくなるんですよね。

Evolve3 75/85はブームマイクなし。ちゃんと声を拾えるの?と心配になりますが、6機のMEMSマイク&DSP処理のほか、AI技術を導入したことで、入力音のノイズのキャンセリングしつつ、はっきりと話者の声を届けます。

会場ではデモが披露されましたが、その効果は絶大! とめどなくクルマが行き交うときのノイズも、隣にいる人の大声もことごとくカットしてくれます。

ブームマイクと違って声の明瞭感は失われちゃうんだけど、駅構内のアナウンスも無くしてくれるでしょう。ボイスチャット中に「え?誰か他の人がいるの?」と言われることもなくなるでしょう。新幹線のデッキでの会議もしやすくなるはず。どんな場所でも会話ができるという性能は、ビジネスマンならば「ほしい!」と思える魔法のヘッドホンですよ。

source: Jabra