高性能PC「tinybox」などで知られるtiny corpがMac向けの外付けGPU(eGPU)ドライバーを開発し、ドライバーがAppleに承認されたことが明らかになりました。これにより、USB4対応のeGPUドックを用いてNVIDIAやAMDのグラフィックボードをMacに接続し、AIモデルの実行に利用することが可能となります。





Appleは2018年にリリースしたmacOS High Sierra 10.13.4でeGPUを正式サポートしましたが、eGPUを使用可能なデバイスはIntel製プロセッサーを搭載したMacに限られており、M1チップ登場以降のAppleシリコン搭載MacではeGPUを使うことができませんでした。



tiny corpが開発したドライバーはAppleシリコン搭載MacでeGPUを使用可能にするもので、USB4/Thunderboltポートを介してNVIDIAとAMDのグラフィックボードを接続し、機械学習フレームワークのtinygrad を用いてAIモデルを実行することができます。対応OSはmacOS Monterey 12.1以降で、対応するGPUはNVIDIAの場合はAmpere世代(GeForce RTX 30シリーズ以降)、AMDの場合はRDNA 3世代(Radeon RX 7000シリーズ以降)です。ドライバーのドキュメントは以下のリンク先で公開されています。

egpu for mac - tinygrad docs

https://docs.tinygrad.org/tinygpu/



tiny corpはMac miniにRadeon RX 7900 XTXを接続し、Qwen 3.5 27Bを毎秒18.5トークンで実行できたと報告しています。





また、M4チップ搭載Mac miniにGeForce RTX 5050を接続して実行できたという報告もあります。