長崎県の平田研知事は30日の定例記者会見で、4〜5月に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議への参加を見送ると表明した。就任間もない時期の長期海外出張は「業務上の支障が大きい」と説明。馬場裕子副知事が代理で出席するという。

 県によると、出席すれば、移動を含め8日間の海外出張となる。知事は「就任直後であり『肉付け予算』の議論もしなければいけない」と強調。県議会の6月定例会で提案予定の補正予算案の具体化を優先する考えを示した。今後の参加は「大事な会議であり、参加した方が良いのは分かっている。時期や期間を踏まえ、その都度判断していく」と述べるにとどめた。

 大石賢吾前知事が22年の再検討会議に歴代の県知事として初めて参加していた。

 (一ノ宮史成)