奈良公園の公式インスタグラムより

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27日、大阪市は3月中旬頃から市内を徘徊していたシカの受け入れ先が大阪府能勢町の温泉施設「能勢温泉」に決まったと発表した。

シカは25日の時点で、大阪府が受け入れることを横山英幸大阪市長が発表。シカがどこで飼育されるかは発表されていなかったが、過去に野生のシカを飼育していた実績のある能勢温泉が引き取ることになった。

ネットでは「能勢温泉」に改めて注目が集まった。だが、能勢という町は関西圏以外にはあまりなじみのない地域のため「どのような場所なのか」という点も含めて検索する人が続出していた。

能勢町は大阪府の最北端であり兵庫県及び京都府の県境に位置する自然豊かな里山地域である。名所としては温泉のほかキャンプ場などがあり、その雰囲気は「活気のある都市」という大阪府のイメージとはかけ離れた非常に長閑(のどか)な町である。

前述の通り、能勢町は野生のシカを保護していた過去があり、シカ以外にも春から秋にかけては野生のクマが目撃されるほど野生動物が多い地域である。

客観的に見てもさほど観光資源が豊富な場所ではないが、今回迷いシカを受け入れたことでひとつの「観光資源」として活用されるのではないかと予想される。

既に横山市長は能勢でシカと対面しており「かわいい」「めっちゃ癒やされる」など、シカの魅力をアピールしており、事実ゴールデンウィーク前に一般公開が決まれば、今後の大阪が誇る新たな観光地としてアピールができる。

果たして、シカは奈良県をしのぐ大阪府の新たな「観光資源」になるのだろうか。