※写真はイメージです
 不況や物価高、そして副業解禁する会社も増え、いまブームとなっている“スキマバイト”。ライター歴15年、40代主婦の筆者は、この物価高の中、生活費の足しにとスキマバイトに手を出すことにしました。しかし、それは想像以上に、就業までのハードルが高く、仕事につく前から自身の無能さを突きつけられたのです……。

 今回はやっとありつけた某宅配業者でのタイミーバイトをレポートします。
◆未経験OKを発見! 寒い早朝作業だけど…

 意気揚々とタイミーアプリをダウンロードしたものの、無資格でブランクのある自分にできそうな仕事はなかなか見つかりませんでした。

 やっと最適な仕事にエントリーしようとしたものの、その職場は「good評価(※)」が多くなければ申し込めないものだったのです。※タイミーで過去の就業先からもらう良い評価

「どんな仕事でもいいから、とりあえず評価をつけてもらおう」ーーとにかく未経験者歓迎の仕事を選り好みせず探していると、条件なしで未経験歓迎を堂々とうたう仕事が出てきました。それは、自宅から3キロほどの場所にある、大手宅配便業者の仕分け作業の募集です。

 折しも時は12月。宅配業者が一番忙しい時です。5時から8時という3時間ほどの短い就業で多くは稼げずさらに早朝作業というのは辛そうですが、次のステップに進むための“経験”だと思えば、ありがたい仕事です。

 さっそく、3日後の仕事を申込。すぐにエントリーができ、当日を迎えました。

◆初仕事は朝3時起き。防寒バッチリで出勤

 幸い、こちらの現場は必須の持ち物が滑り止め付き軍手程度で、服装規定も特になし。ただし気温の低い早朝、半分外での作業となるため、防寒と動きやすい服装が望ましいということでした。

 そして迎えた当日。心配性なので、朝3時半に起床し朝4時には家を出ました。全身下にはヒートテックを着込み、防寒対策はばっちりです。 

◆圧倒的に男性が多い。40代主婦は馴染めるか?

 タイミーアプリの業務内容ページには、こと細かに入り口の入り方や現場についた時の動きについての説明も。記載のあった通り、入り口の警備員に「タイミーから来ました」と告げると、そのまま待機室に案内されました。

 同じ業務につく方は3人ほど。開始15分前に到着しましたが、30代くらいの男性がすでにひとりそこに座って待っていました。

 椅子に座って待っていていいのか不安だったので「タイミーですか?」と私が聞くと「はい」とだけ返され、以降特別な会話はしませんでした。ただ、何もかも初めての私にとって、他に同じ立場の誰かがいるというのは心強かったです。

 業務時間開始まで、現場の仕事を眺めていると、やはり圧倒的に男性作業者が多く、求められている人材ではないのかもしれないという不安が生じてきました。ジムにも通っているので体力には自信がありますが、肩書上は40代の主婦。きっと、現場の人も「なんだオバサンか、使えないな」とガッカリしていることでしょう。

 しかし、時間になってやってきた責任者の方は、そんな態度をおくびにも出さず、むしろ「来てくれてありがとう」と言わんばかりの様子で、丁寧に対応してくださいました。

 私が初タイミーということもちゃんと理解されており、チェックイン(※QRコードを読み取って仕事を開始する)のやり方から、安全上の注意事項なども徹底してちゃんと教えて下さいました。現場にもよるでしょうが、初めてがこの営業所で本当に良かったと思いました。

◆仕事はリアル「テトリス」のよう。空き時間が地味にツラい

 仕事は、タイミーに書いてあった通りの荷分け作業のみでした。運ばれてきた荷物を機械でチェックし、地域ごとに分けるというだけの作業です。