「終活」弁護士・税理士らのプロ集団が“丸ごとサポート” 複雑な手続きも「ワンストップ」で解決
高齢化が加速する中、関心が高まっている終活。弁護士や行政書士など専門家が連携して支援する全国的にも珍しい取り組みが大分県内で広がっています。
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亡くなるまで、プロが連携して包括的サポート
終活とは人生の最期に向けて資産の管理をはじめ、身の回りの整理を行う活動です。年々、関心が高まる中、終活の悩みをサポートしようと2019年から活動しているのがおおいた終活支援センターです。
(おおいた終活支援センター・後藤智博代表理事)「いろいろなところを周っている中で、どうしても1人暮らし、2人暮らしという方が多いのがわかりました。終活的な現状から亡くなるまでのトータルの一環したサポートが必要であることが分かってきて、全てトータルしてサポートしていこうと」
通常の終活では弁護士や税理士、行政書士など内容ごとに個別の専門家への相談が必要です。しかし、おおいた終活支援センターはこうした各分野のプロが連携し、相談内容に応じて最適な解決策を提案してくれます。こうした「包括的な支援」は全国的にも珍しいということです。
(後藤智博代表理事)「専門的な見地からこれがいいんじゃないかとか、そういう意見をいただきながら、みんなで考えて決定する。それを共有して、実際に動いていく。問題が出れば解決するという仕組みができているから、安心感はあるんだと思います」
92歳女性「経済面と精神面で心配なく生活しています」
実際にセンターを利用した大分市の佐藤民子さん(92)。3年前に夫を亡くし、自宅や金銭の管理に頭を悩ませていました。
(佐藤民子さん)「主人に全面的に頼っていた。亡くなってから私が慌ててしまった」
佐藤さんはセンターを通じて、自宅の処分や高齢者施設への入居の手続きなどをサポートしてもらいました。
(佐藤民子さん)「経済面と精神面で心配なく生活しています」
(後藤智博代表理事)「多くの人が分からないことだらけの中で、不安を抱えながら生活している。当たり前に備えて、生活して、安心を得て暮らしていける。こういう社会を目指していかないといけない」
誰もが抱える「老後の悩み」。1人で抱え込まず専門家の支援体制を知ることが穏やかな暮らしへの第一歩といえそうです。
