ごはんを印刷できる「3Dフードプリンター」。味は意外と普通でした
ホームパーティーで差をつけたい方におすすめです。
オランダ・アムステルダムで開催された飲食業向け展示会「HORECAVA」で、FELIXprintersが3Dフードプリンターを展示していました。
3Dフードプリンターとは?
3Dプリンターというと、溶かしたプラスチックなどをノズルから押し出し、一層ごとに重ねることで立体的な形を作るものが一般的です。今回展示されていた「FELIX Food 1.6 - Single Head」は、プラスチックの代わりにペースト状の食品を押し出すものになります。
使用できる食品は…
1.スムーズなペースト状で
2.押出成形した後に形を保てるもので
3.弾性があまりないもの
…であれば良く、野菜ペーストやクリームチーズ、バター、サワークリーム、クッキーの生地などを使うことが可能です。
プリントする3Dモデルについては、200〜300種類はプリンターに付いてくるほか、自分で作ったりオンラインからダウンロードした3Dモデルを活用することも可能だそうです。ノズルは0.5~4mmから選ぶことができます。
食べてみてどうなの?
会場ではマッシュポテトと野菜ペーストの2種類を使ったスナックが用意されていました。確かに手では到底再現できないような繊細なデザインは目を惹くものでしたが、実際に食べてみると、何を期待していたのかわかりませんが、至って普通のペーストでした。
3Dプリンターで印刷されたからといって、食感や味が特別異なることはなく、3Dプリンターで印刷された食べ物を食べる心理的なハードルはほぼないといえるでしょう。
3Dフードプリンターを使うメリット
このような形やパターンを作るためには、これまで型に生地を入れ、冷凍庫で凍り固める方法が主流でした。
しかし、この方法だと作る量や種類によっては、大量に型を用意しなければいけないことや、冷凍庫のスペースを取ること、またパターンの細かさなどに大きな制限がありました。3Dフードプリンターはこのような問題がなく、さらにより短い時間で多く作れるというメリットがあります。
お値段は77万円から
シリンジやケーブルのタイプなどによって異なりますが、お値段はなんと4,221ユーロ(約77万円)からとなっています。このモデルは3年前に販売が開始されたそうですが、現在ではさらに大きなモデルを開発中で、1年以内に発売予定とのことでした。
結婚式や高級レストランでは重宝しそうですが、家庭ではまだまだ出番がなさそうです。プラスチックを印刷する3Dプリンターのように、小型化・低価格化が進めば、普及するかもしれません。
Source: FELIXprinters

