食品薬物管理署提供

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(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は3日、日本から輸入した胃腸薬「セイロガン糖衣A」の自主回収を業者に求めたと発表した。日本で同製品の自主回収情報が発表されたのを受けた措置。37万4328錠が対象になる。

セイロガン糖衣Aは大幸薬品(大阪府)が製造販売し、台湾では現地法人の台湾大幸薬品(台北市)が輸入販売している。

日本での自主回収情報は先月25日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトに掲載された。回収理由は、オウバク乾燥エキスの原薬製造所で製造方法について承認書の記載からの逸脱が判明したため。該当原料を使用している使用期限内の全ロットを自主回収するとしている。

同署の陳恵芳副署長は3日、報道陣の取材に対し、自主回収の対象になっているロットについては、台湾に輸入されたのは2021年の1ロットのみだと説明。今月27日までに回収作業を完了させるよう業者に求めたとした。

陳氏によれば、同製品には全民健康保険(健保)が適用されないため、年間使用量の統計はない。だが販売データから分析すると、今年1〜9月までの販売量は134万錠に上るという。

(陳婕翎/編集:名切千絵)