2023年6月にイーロン・マスク氏に代わってリンダ・ヤッカリーノ氏がTwitter運営会社「X」のCEOに就任しました。そんなヤッカリーノ氏がTwitterに「全画面かつ音の鳴る動画広告」を導入する考えを示したことが報じられています。

Twitter's new chief working on plans to bring advertisers back to platform, Financial Times reports | Reuters

https://www.reuters.com/technology/twitters-new-chief-working-plans-bring-advertisers-back-platform-2023-06-29/





ヤッカリーノ氏はNBCユニバーサルの広報担当責任者を務めていた人物で、2023年6月にマスク氏の後任としてXのCEOに就任しました。ヤッカリーノ氏はCEO就任に際して「Twitterは、世界で最も正確なリアルタイム情報源となり、コミュニケーションを行うためのグローバルな街の広場となることを使命としています」と述べ、マスク氏が掲げる「Twitter 2.0」の構想実現に向けて積極的に取り組む姿勢を示していました。

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報道によると、ヤッカリーノ氏は「TikTokに似た全画面かつ音の鳴る動画広告の導入」「広告関連人員を増やす」「Twitterへ参加する有名人を増やす」といった取り組みを進めているとのこと。また、Googleと「Twitterのデータの一部に対するアクセス」を含む幅広い提携に関する話し合いも進められています。

マスク氏によるTwitter買収以降、マスク氏の運営方針に異を唱える広告主が続出し、2022年12月には広告主上位100社のうち70%が広告出稿を取りやめたことが報じられていました。ヤッカリーノ氏の施策はTwitterの広告事業を立て直すためのものと見られています。

Twitterの広告主上位100社のうち70%が広告を出すのをやめている - GIGAZINE



また、報道によると、XはAmazonやIBM、Salesforceといった大手ハイテク企業と結んだ複数の契約を「より広範な単一のパートナーシップ」へ再交渉しようとしているとのこと。ヤッカリーノ氏の施策によってTwitterが今度どのように変化するのか注目が集まりそうです。