@AUTOCAR

写真拡大 (全2枚)

航続距離900km以上? バッテリー交換システムも

中国のEVメーカーであるニオ(NIO)は、新型のクーペSUV「EC7」を公開した。ラウンジスタイルのインテリア、高度な車載技術、900km以上の航続距離を誇る。

【画像】バッテリー交換を武器とする中国EVブランド【新型ニオEC7と現行モデルを写真で見る】 全46枚

大型SUVのES7のクーペ仕様で、2023年5月に中国で発売予定だという。ニオは欧州市場にも進出しているが、EC7の投入については今のところ明らかにされていない。ただ、ES7(中国以外ではEL7として販売)やセダンのET7、ET5を欧州に投入していることから、その可能性は十分に高い。


ニオEC7    ニオ

EC7は、「リビングルーム」のようなインテリアと、ルーフに取り付けられたLiDARシステムやレベル4自動運転用の32個の高精度センサーなど、先進的な技術を採用しているという。

既存のES7をベースとしており、サイズは全長4968mm、全幅1974mm、ホイールベース2960mm。アウディQ8 eトロン、BMW iX、ポールスター3などと並ぶ車格である。

パワートレインとしては、最高出力653ps、最大トルク93kg-mのツインモーター/四輪駆動システムを搭載。0-100km/h加速はわずか3.8秒で、空力的に有利なクーペスタイルのためES7よりわずかに速い。

ニオは、EC7の空気抵抗係数はCd値0.23と、SUVとしては最も空力効率が高いとしている。アクティブ・フロントグリルシャッターやアクティブスポイラー、クーペスタイルルーフなどがその要因となっているようだ。

少ない空気抵抗は航続距離にも有利に働いている。エントリーモデルの75kWhバッテリー仕様は1回の充電で約490km、100kWh仕様では約635km、最上級の150kWh仕様は約920kmを誇る。これは、現在販売されているEVの中ではトップクラスの航続距離だ。

ただし、この航続距離は欧州WLTPサイクルより高い数字が出やすい傾向にある中国のCLTCテストサイクルに基づいたものである。

ニオのEVモデルの特徴として、バッテリー交換システム「パワースワップ」に対応していることが挙げられる。一般的な充電よりも素早くエネルギー補給が可能なシステムで、第3世代の交換ステーションでは、一度に21個のバッテリーを収納でき、1日400個以上の交換が可能とされている。