桂川有人が投入したスリクソンの新“マッスル”は、ミズノの名器と似ている!?
『Z-FORGED II』と刻印されている新モデルは、バックフェースの真ん中付近が肉厚で、ソールが山折り形状で角張っているのは前作と同じに見える。ショットーメーカーの桂川は「前作に比べると抜けが良くなりました。変な刺さりもないし、スパーンと抜けてくれる。気持ち良くインパクトできますね」とZOZOの練習日に試して即投入を決めた。
バックフェースの真ん中が肉厚になったことで、「打感が分厚い感じなりました。それに比べると前の『Z-FORGED』は、当たりが薄い感じですね」と高評価。縦距離が大事なアイアンのため、飛距離アップこそしていないが「操作性が上がっていて、左右に曲げたり、低い球も打ちやすい」と、プロがアイアンに求める要素がつまっている。
片岡尚之も2週前の「For The Players By The Players」で旧マッスルから新マッスルに切り替え。「顔がスタイリッシュで構えたときにイメージが出る。良いところを引き継いで進化したんじゃないかと思います」と好感触だ。
松山英樹のクラブを担当するスリクソンのツアーレップ、宮野敏一氏によると「松山プロも開発途中では打っていて、『打感がいい』と言っていました。12月の試合が終わったら試す予定で、1月くらいから使う可能性はあります」という。松山英樹は『Z-FORGED』を長い間使い続けているが、8月の試合から同じモデルの新しいセットにチェンジしている。
ツアーに登場したばかりの『Z-FORGED II』は、バックフェースの真ん中が肉厚の形状から、SNSでは「T-ZOIDっぽい」と話題になっている。ミズノの『T-ZOID』は1996年に発売されたシリーズで、アイアンの『T-ZOID PRO』もまたバックフェースの真ん中付近が肉厚だったのだ。『Z-FORGED II』はマッスルバック、『T-ZOID PRO』はキャビティバックで全体の形状はまったく違うのだが…。ちなみに、06年の賞金女王に輝いた大山志保は、形状こそ違うが『T-ZOID』シリーズのアイアンを長年愛用していた。
最近のアイアン市場は“飛び系”と呼ばれるアイアンが席巻。男子ツアーでもマッスルバックを使う選手は年々減ってきている。スリクソンの新モデルがマッスルバックの存在感を再び高めるきっかけになるかもしれない。
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