練習場で予行演習? 渋野日向子は難関10番スタートに「朝一からあんなとこ回っちゃいけん(笑)」
渋野日向子が米本土6連戦の最終戦をスタートさせる。現地時間5日(水)はプロアマ9ホールを回り、その後は練習場でショットを確認し、パッティンググリーンでボールを転がした。ここまで予選落ちが続くなか、ツアー終盤戦に向けて調子を取り戻すことができるのか。
「悪くはないかなと思っているので、明日から頑張りたいです」と表情は明るい。先週は強風の中でスタートした初日の序盤でつまずき挽回できなかったが、今週はマネジメントを大事に攻めていくと誓う。
クラブ選択やマネジメントに苦労した先週のフラットなコースから一転、今週はアップダウンが激しいコース。「めちゃくちゃ感じています」と大会前の調整で、いやというほどマネジメントの重要性を感じている。「短い距離で打てたとしても縦距離を間違えたら戻ってくるし、外すと難しいアプローチが残る。余計にマネジメントもティショットも大事」と警戒を強めながら初日を迎える。
その初日は10番から朝7時36分にスタート。10番は30ヤードの打ち下ろしで、さらにはグリーンの傾斜が激しいパー3。加えてグリーン手前に池、奥にはバンカーが待ち構え、ピンポイントショットが求められる。「朝一、7時半からあんなとこ回っちゃいけん(笑)」と話すほど、各選手が手強いと感じているホールだ。
とはいえ、渋野はある作戦を敢行予定。練習場ではこの朝一ティショットを想定しながら調整をするという。というのも、練習場も同じロケーションで強烈な打ち下ろし。「ドライバーとかどうこうよりも、あの距離を練習したほうがいい。イメージはしやすい」と、ひたすら170ヤードの打ち下ろしを練習すると冗談めかして笑う。
高台に位置するコースだけに平野から吹き上げる風もやっかいだが、幸い朝の風は穏やか。そのなかで、おそらくは7番アイアンで放つショットは、どこまで寄せることができるか。「風のないなかで10番を回れるのはいいかなと。奥のバンカーも行きたくないし、左もダメ。乗せるしかない!」と、初日はこの10番をどう乗り切るかが好スコアへのカギを握りそうだ。(文・高桑均)
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