寄付金贈呈に関する式典に臨むブダペストのゲルゲイ市長(中央)、劉駐ハンガリー代表(右端)ら=駐ハンガリー代表処提供

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(ベルリン中央社)駐ハンガリー台北代表処(大使館に相当)は4日、同処の劉世忠(りゅうせいちゅう)代表(大使に相当)が政府を代表し、ブダペスト市に対してウクライナ難民を支援するための寄付金15万米ドル(約2040万円)を贈呈したと発表した。

関連の調印式で劉氏は、ウクライナが直面した強敵の侵入の脅威を台湾人は十分に認識していると指摘。戦争の早期終結を祈り、実際の行動でウクライナを支援していると語った。

台湾はこれまでにウクライナの他、ハンガリーを含む近隣諸国などに2000万ドル(約27億2500万円)以上を寄付している。

これに対しブダペスト市のカラーチョニ・ゲルゲイ市長は台湾政府と人民の善意に感謝を示し、難民の滞在施設や食事、法律相談の品質向上に役立てると約束した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の統計によると、ロシアによるウクライナ侵攻以来、少なくとも65万人のウクライナ難民がハンガリーに入国。その大部分が西欧や南欧に向かったが、約10万〜14万人がブダペストなどハンガリーにとどまっているという。

(林育立/編集:齊藤啓介)