森保一監督(提供:日本サッカー協会)

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新年早々、日本代表がトラブルに見舞われています。1月21日に予定されていたウズベキスタン戦は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

またキャプテンの吉田麻也が1月6日のカリアリ戦で右足を痛め、2、3週間の離脱と伝えられています。それが事実だとするとワールドカップアジア最終予選の1月27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦でプレーすることが難しくなります。

ですが僕はこういうピンチをチャンスに変えるべきだと思います。日本の守備陣を試すいい機会になるのではないでしょうか。

まず吉田が欠場したとしても冨安健洋がいます。チームメイトの10番、スミス・ロウは「DAZN」のインタビューで「練習で誰もパスを通せないし、ドリブルでも抜けない」と冨安をべた褒めしています。プレミアリーグで上位争いをする名門で高評価を受けている選手がいるのです。

冨安の他にもシャルケで大活躍を見せる板倉滉がいます。さらにシュツットガルトの伊藤洋輝は左利きながら精度の高いパスを左右どちらの足でも出すことが出来ますし、ボールを運ぶことが出来ます。板倉がなかなか代表で出場機会がなかったり、伊藤が招集されていないのは不思議だと言えるでしょう。

香川真司がトップコンディションだったころ、日本選手は主に攻撃でアジリティの高さやクイックネスで評価されていました。ですが今はむしろ守備の選手のほうが高く評価されています。それだけの人材が今の日本には揃っています。

この選手を使いこなし、試合中に人やシステムを動かすオプションを持てない限り、ワールドカップに出場しても苦戦は必至です。ワールドカップアジア最終予選も残り4試合、先発メンバーで試すことは出来なかったとしても、試合の途中ならば十分考えられるはず。

今を「好機」と捉え、森保一監督にはぜひチャレンジして欲しいと思います。そしてそれがチームの発展に繋がると確信しています。

(写真提供:日本サッカー協会)