中国天楹、フランスでゴミ焼却設備プロジェクト受注
中国天楹の発表によれば、ベルギーにある子会社の欧州天楹が21日、フランス・パリのゴミ焼却企業ヴァロ・マルネと新規焼却炉および主要設備の設計、施工、設置契約を結んだ。契約総額は3500万ユーロとなっている。
中国天楹は1984年創設の中国科健を前身とする。中国科健は1990年代末から2000年代にかけてGSM、CDMAといった通信規格の携帯電話端末を開発して成長したものの、2008年から経営が悪化。経営再建のため、14年に江蘇天楹環保能源を買収して環境保護分野に転換、社名を中国天楹に変更した。中国科健時代の1994年に深セン証券取引所に上場しており、社名変更後も同じ証券コードで上場している。
海外での都市ゴミ焼却設備関連事業を積極的に進めており、10月にはモルディブで5150万米ドルの生活ゴミ焼却発電プロジェクトの設計、調達契約を締結した。また、新エネルギー産業分野の発展にも力を入れ、12月8日には海上風力や太陽エネルギーなどの新エネルギー発電関連技術、設備の開発を手掛ける100%子会社の江蘇能楹新エネルギー科技発展有限公司を設立することを発表した。
2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比6.70%増の173億1520万元、純利益は同8.64%増の5億3939万元となっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
