中国ネット民たちが「日本の福祉は素晴らしい」と称賛するワケ
スレッドに寄せられた意見を見ると、優れた日本の福祉制度の例として「医療費の3割負担」や、「年金制度」、「法律により労働環境が守られている」こと、「出産・子育て支援が手厚い」ことなど、多くの例が挙げられていた。特に収入の少ない世帯や障がい者に優しいことを指摘する人が多く、誰もが平等で尊厳を持って生きられるという意味で「共産主義のような国」、「中国がピラミッド式の社会主義だとすると、日本はひし形の社会主義」との指摘もあった。
しかし、「日本の福祉が良い」というスレ主の見方に異議を唱える人もいて、日本人も入院すると経済的に苦しくなる、個人でも保険に入っている、70歳を超えた高齢者も働いているなどの理由で、「中国よりも良いのは確かだが、世界一というわけではない」との意見も少なくなかった。福祉の財源について「羊毛出在羊身上」、つまり国民から徴収した税金でまかなっているとの指摘もあった。そのため高所得者には世知辛い社会になっているという人もいた。
中国も「共同富裕」を掲げ、貧富の格差を是正して社会全体を豊かにしようとしており、日本は中国にとってある意味良いお手本となっている。しかし富裕層への圧力は強く、このままいけば、中国は日本以上に富裕層にとって世知辛い社会になるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
