世界一の長寿国日本と、53位の中国・・・この差はどこから?=中国メディア
記事は、2019年に世界保健機関(WHO)が発表した各国の平均寿命で、日本が女性86.8歳、男性80.5歳で世界1位となった一方で、中国は香港やマカオでは日本と同水準もしくは日本を上回るレベルであるものの全体的には53位と低い順位にとどまっていることを紹介。日本については多くの人が「長寿の国」と認識しており、何か長寿を保つための「妙薬」でもあるのではないかと思っているとした上で「実のところ、われわれ中国人のほうに改善すべき悪習慣が多いということなのだ」とした。
そして、まず改善すべき習慣として、酒とタバコを挙げた。肺がんにつながる喫煙はすでに中国国内で大きな社会問題となっているとする一方で、飲酒については「いまなお多くの人が、ある程度飲むのは健康にいいと思い込んでいる」と指摘。世界で発症しているがんのうち5%前後がアルコールに関するものであるという統計を示した上で、「つまりは18例に1例はアルコールによるがんということなのだ」と伝えている。
次に、食事の速度にも留意が必要だとした。人付き合いのなかでせっかちな人がマイペースな人を見てイライラするケースが少なくないものの、食事のスピードに関してはむしろゆっくりのほうが体にいいのだと伝え、日本の大学でかつて行われた研究では、早食いの人が脂っこい食事を好む人に比べて体重の増加が著しく、中年肥満や慢性疾患のリスクが高まるという結果が示されたと紹介。一口あたり少なくとも10回は噛んでから飲み込むことで早食いを抑えるべきだとした。
さらに、長時間座って動かないことも健康リスクを高め、寿命を縮める大きな要因になると指摘。これは以前よりしばしば警鐘が鳴らされているものの、多くの人がなかなか改善できない習慣であるとした上で、1日8時間以上座っている人は、1日に少なくとも10分は運動し、なおかつ座りっぱなしにならない人に比べて脳卒中のリスクが7倍以上になるとの研究結果もあると紹介した。
記事は、健康面での悪習をやめて良い習慣を培う上で、日本人の取り組みを参考にすることができるとし、日本人が積極的に健康に関する知識を学ぶとともに各種検診を受けたり、スポーツ活動に参加したり、飲食に気を使ったりと様々な点から総合的に健康で長生きできる体作りに取り組んでいると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
