こっくりさん1

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これは筆者の友人が中学生のころに体験した出来事です。ある日の放課後、数人が「こっくりさん」で遊び始めたそうです。最初は簡単な質問をして十円玉が動くのをきゃっきゃっと楽しんでいたのですが……

ところが突然質問もしていないのに十円玉が動き出したのです。こっくりさんが示した言葉を見て全員が悲鳴をあげて慌ててこっくりさんを中断しました。



体育館の天井にカラスなんていませんでした。女子生徒たちの動揺する様子に、全生徒と教員がどよめき異様な雰囲気だったそうです。こっくりさんに関わった全員が「本当にカラスがいる!」と騒ぎ出しました。



きっと恐怖のあまりパニックを起こしていたのかもしれません。その一件でこっくりさんは禁止になったのですが、友人は倒れた子たちが次々先生に抱えられ引きずられるように保健室へ運ばれていく光景が怖くて、もし禁止されなくてもこっくりさんをしようとは思わなかったそうです。

【第十二夜】へ続く。

※この漫画は友人の話を元に作成しています。

作画・水戸さゆこ 編集・木村亜希