液晶失速、有機EL好調、薄型テレビ巣籠り特需で1年経過
最も売れている画面サイズは55型で、58.5%を占める。65型が23.3%で続く。このところ売り上げを伸ばしているのが、最も小さな48型。昨年4月時点では1%にも満たなかったが、この4月に14.9%を占めるまでに拡大してきた。平均単価(税別)が16万2000円で、大きさも価格も手ごろな範囲に収まっているのが人気の理由だ。最も売れている55型も18万6000円と20万円を切っている。
台数シェアで1位、2位を争っているのがソニーとパナソニック。この1年では、おおむねソニーが強く35%前後のシェアを維持してきた。パナソニックは月によってはソニーを上回る場面もあったが、30%前後のシェアで推移している。この4月は、ソニーが34.0%でトップ、パナソニックが26.8%で追いかけている。昨年5月に有機ELテレビに参入したばかりのシャープは、20.8%で3位。初めて2割台に載せてきた。年末商戦からシェアを伸ばしている。
単価の安い48型に限るとシャープのシェアが40.7%と最も高く、昨年は断トツだったソニーからシェアを奪っている。55型、65型では、ソニーとパナソニックが競っており、55型でパナソニック、65型でソニーがトップシェアだ。より大きなサイズの77型では、ソニーが9割以上を握っている。(BCN・道越一郎)

