新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、茨城県。

【茨城県】花柳はるみ

 花柳はるみは、日本の映画女優の第1号だ。1896年に茨城県鹿島郡豊津村(現在の鹿嶋市)に生まれた花柳は、進学のため上京し、その後、芝居の道へ。

 当初は舞台女優だったが、1919年に映画『深山の乙女』と『生の輝き』(いずれも帰山教正監督)に主演し、日本初の映画女優となった。それまで日本映画は、歌舞伎の伝統にならい、女性役も男性が演じていたため、画期的なことだった。35歳で引退し、結婚。以後、主婦として暮らした。

写真・常滑市廻船問屋瀧田家

(週刊FLASH 2020年11月24日号)