屋内の点検しやすく、経産省がドローン運用指針改訂
経産省は総務省消防庁、厚生労働省と連携し、3月にプラントの保安分野におけるドローン活用に向けた指針を策定。プラントが稼働中の「通常運転時」、保守中や遊休設備などで火気の使用制限がない「設備開放時」、火災などの事故が発生または発生する恐れのある「災害時」の三つの状態に分け、安全な運用に向けた各状態ごとのリスクアセスメントやリスク対策の留意事項を整理した。
現在、石油コンビナートだけで全国に約700事業所(内陸部のプラントを除く)あり、JXTGエネルギーや三菱ケミカルなどの大手を中心にドローンを使った屋外での保守業務が始まっている。
現在の指針ではプラント事業者の私有地屋外を適用範囲と定めており、屋内は対象にしていない。屋内でドローンを運用し、業務を効率化したい事業者からのニーズに対応し指針を策定する。また石油・化学プラントなどの保守をめぐってはベテラン従業員の引退など人手不足が深刻化し、保安力の維持も課題になっている。
