タブレットなのにデュアルカメラなdtab Compact d-02Kレビュー。ホールド性も向上
今回、別に赤い端末でも変態端末でもないのに、発売日当日に無意識のうちに購入手続きをして入手してしまいましたので、同梱品の紹介から、ちょっと使ってみて感じたあんなことやそんなことをサクっとレビューいたします。
開封して中身を確認する

▲本体を含む箱の中身を全て取り出したところ
まずは、個装箱を開封して中身を確認。本体以外の同梱品は前モデルである「dtab Compact d-01J」とほぼ同じ構成で、本体・自立スタンド・カードスロットピン(SIMピン)・クイックスタートガイドのみです。充電器とmicroSDカードは使いまわすものがなかったり、家に余分に転がっていないのであれば、別途購入する必要があります。
なお、本機のUSB端子は「USB Type-C」なので、前モデルで使っていたものを使いまわすのであれば、microUSBからType-Cへ変換するコネクタが必要です。
早速使ってみる

▲動作そのものには特に不満はなし
CPU(SoC)にKirin 659、3GB RAMの動作メモリと、ミドルクラス相当の構成となっていますが、動作はまずまずでストレスは感じません(もちろん、処理の重いゲームアプリなどを遊ぶ際にはハイエンドクラスのものと比べると引っ掛かりやラグはあります)。Webサイト巡回やSNS、動画・電子書籍の閲覧などであれば問題なくこなしてくれます。
そして今回の目玉機能の特徴の一つ、リア側のデュアルレンズカメラ。今でこそデュアルレンズカメラなスマートフォンはそれほど珍しいものではなくなりましたが、Androidタブレットで、デュアル構成のカメラは相当に珍しいかと思います。

▲本機は国内発のデュアルレンズカメラタブレットの1号機となる
本機のデュアルカメラは、ファーウェイ製スマートフォンのPシリーズやMateシリーズのハイエンド機が採用しているカラー+モノクロセンサーではなく、サブカメラで背景ぼかしを行い、人物や被写体を際立たせるポートレート写真の撮影に強いもので、イメージとしては「P20 lite」のカメラに近いものとなっています。
また、dtabシリーズでは初めて防塵防滴(IPX5/7相当)性能を装備。NTTドコモ向けとしては、すでにほかのメーカーが防塵防滴性能をもったタブレットがリリースされていますが、本体価格もそれなりにするもので、本機は「比較的安価で入手しやすいdtabシリーズで防塵防滴に対応した」というのがポイントでしょう。
筐体の一部に金属を使用しているため、水場での利用後はしっかりと水切りをする必要はありますが(立てかけるためのスタンドは必要になるでしょうが)、お風呂タブとしての利用はもちろん、濡れた手で操作しても大丈夫なので、キッチンで料理をしながらレシピを確認する、といったこともできます。

▲これが本当のバスタブ...いや、ジョークですって...
気になった点のまとめ
d-02Kには「気になった点」と「気に入った点」がそれぞれあります。
まず「先代モデルと比べて画面解像度が低くなった」点で、先代のd-01Jの画面解像度はWQXGA(1600×2560)に対して、今回のd-02Kの画面解像度はワイドUXGA(1200×1920)となっています。この画面サイズのタブレットとしてはあまり違和感はないのですが、CPUがハイエンドのKirin 950からミドルクラスのKirin 659(P20 liteと同じもの)へと変わったことも含めて、あくまでもディスプレイの高精細さを最優先したいのであれば、併売されている先代のd-01Jを選んだ方がいいかもしれません。(ただし本体ストレージ容量においてはd-02Kは32GBと先代モデル比の倍の容量があります。)
そして、地味ながらも良くなった点は「片手で持ちやすくなった」こと。

▲持ちやすくなった!
ケースなどをつけていない素の状態において、思っていたよりも持ちやすくなっていることに気が付きました。
これは背面側、左右両端のラウンド形状が大きくなったことに加えて、本体サイズが一回り小型化(ディスプレイサイズもやや小さくなりましたが)したことで、成人男性ならそれなりの余裕をもって掴むことができました。
持ちやすくなるということは取り回しの良さも向上するということなので、地味ながらも持ち歩きを前提とした利用を考えると、無視できない点ではないでしょうか。

▲d-01Jとの比較。上側の幅の小さい方がd-02K。一回り小さくなり、ホールドしやすくなった。
ちなみに、ディスプレイサイズが先代モデルの約8.4インチから約8インチへ若干小さくなっていますが、使っていてあまり小さくなった実感はありませんでした。
dtab Compact d-02Kは、解像度やディスプレイサイズがやや低くなった(それに伴うCPUのミドルクラス向けへの変更)点もありますが、一層、持ち歩きやすくなって、防水やデュアルカメラなどの付加価値が追加された「Compact」なタブレットとして最適化された1台ではないか、と思った次第でございます。
