感動! 躍動! ももクロが“マーベル”作品の魅力を学ぶ

ももいろクローバーZが贈る“教養エンターテインメント・プログラム”、「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルの先生たちが登場して、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中!
2018年5月6日(日)の放送では「ゴールデンウィーク 感動!躍動!マーベル学」のハピクロ・アカデミーを開講!先生は、なだぎ武さんです。芸能界きってのマーベル通で知られるなだぎ武さんに、マーベルの世界の魅力について教えていただきました。
──マーベル入門法!
なだぎ先生は、大のマーベル好き!
マーベル初心者への、マーベル入門法を教えていただきました!
清野:マーベルをあまり分からないという人は、映画なのかコミックなのか、どこから入ればいいですか?
なだぎ武先生:今は、これだけ映画が観やすくヒットしてるので、映画から入って十分だと思います。
映画を観て原作を読むと、映画と原作はほぼ別として考えてもらってもいいので、“映画に出てきたキャラクターが出てない”とか、“こんな設定じゃなかった”とか、こんがらがるパターンもあるので。興味が出た方は原作を読むのはいいと思います。
しおりん:原作ファンがいて、原作から大きく変えちゃったりすると批判とかもあったりする中で、映画は映画でヒットしているのはすごいですね。

なだぎ武先生:過去には、原作ファンが猛烈に怒ったっていうのもあったんですよ。
でも、これだけアメコミの作品がエンターテイメントになったので、ファンの人たちもウェルカムで映画を楽しんでるんじゃないかと思います。
しおりん:作品であれば、何から観るのがおすすめですか?
なだぎ武先生:やっぱり「アイアンマン」から観ると非常にわかりやすいですね。
観やすいし、爽快感もあって面白いし“ヒーローってこういう爽快感があっていいよな”っていう、入り口のような作品なので。
そこから時系列で観ていくと、こういう仲間がいたんだ、こういうことで悩むんだとか、そういうのがわかりやすく描かれているんですよ。
しおりん:わかりました、観てみます!

──なだぎ先生おすすめの「マストマーベル」!
なだぎ先生に、初心者も、マーベル好きも、ぜひ押さえてほしいマーベルの世界について伺いました!
なだぎ武先生:まずは、「シビル・ウォー」のラストシーンですね!
かなこ:あ〜! かっこいいですよね!
なだぎ武先生:映画も公開された「シビル・ウォー」ですが、お2人は観ましたか?
かなこ:私は拝見してます!
しおりん:観てないけど知ってます(笑)。

かなこ:この作品は「正義 VS 悪」じゃなくて、正義同士が戦って、お互いがお互いに思うことがあって、お互いの過去があって……っていう。
なだぎ武先生:その通りですよ! ファンが観てても目を覆いたくなるくらい、観ていられないシーンもあったりね。
かなこ:切ないんですよね〜!
なだぎ武先生:今回おすすめしたいシーンっていうのが、映画では描かれていなかったんですけど。
コミックの中で、国からヒーローを登録制にする、国の許可なく勝手に単独行動してはいけないっていう法律を作るんですね。
しおりん:そうなんだ、面白い(笑)。
なだぎ武先生:それに反旗を翻したのがキャプテンアメリカのチーム、国の言う通りにしようと言ったのがアイアンマンチーム。
その2つのチームで争うっていう話になっていくわけですね。
しおりん:どっちも正義のために戦っているんだけど、国の規則を守らないといけないんだ!
かなこ:どっちが正しいとかじゃないんですよね。

なだぎ武先生:お互い国を守りたい、市民を守りたいという思いはあって争うことになるんですよね。
最後、2人のヒーロー同士が戦うわけですよ。アイアンマン対キャプテンアメリカ、キャプテンアメリカの方が優勢になっていたんですけど、とどめを刺そうとしたときに止めにくるわけですね。
それが、スパイダーマンやハルクなどの同じヒーローではなく、一般の市民の人なんですね。
しおりん:え〜〜!
なだぎ武先生:市民の人たちに止められて、キャプテンアメリカは一番大事なことに気付くんです。
“我々が争うことによって、守りたかった人たちに心配をかけている”と気付いて、キャプテンアメリカは降伏するわけですよ。
お互いの正義を持ちつつも、根元にあるものに気付くという、身につまされる話なんですよね。
清野:アメリカの政治的なこととか、民族、思想とか、いろいろなものが入っているんでしょうね。
なだぎ武先生:その中にあって、どうあるべきかと考えたときに考え方が分裂してしまう、そこからどう一つになるかという話でもありますね。
しおりん:わかりやすい!
なだぎ武先生:これで気になった方は、原作を読んで“こういう話もバックボーンにあったんだ”と、知っていただけると嬉しいなと思います。

──人間味溢れるストーリー
「アメイジング・スパイダーマン」は、9.11の貿易センタービルテロ事件が起きた後に発売されたコミックで、それを背景に描かれた作品なんです。
主人公のピーター・パーカーは、ヒーローとしての無力さを痛感しつつも、テロによって倒壊した貿易センタービルの瓦礫から一般人と協力して、犠牲者を救出する。実世界のニューヨークを舞台にしていて、現実世界とリンクしているマーベルの世界観だからこそ、できたストーリー。
なだぎ武先生:こういうシーンを観ながら、“ヒーローでも普通の人間なんだな”ということを知れる話なんですよね。
しおりん:実際にあった事件とかを、漫画に取り入れられるということもあるんですね。
なだぎ武先生:アメコミとか、特にマーベルはリアルタイムで起こっていることを、そのまま話の背景に漫画として取り入れるというのはひとつの要素であったりしますね。
こういう大きい事件だと、より市民が痛感しながら観られる作品になるので。そこにヒーローが加わってくれてるというだけで、ファンの人も、アメリカの市民の人たちも嬉しいんじゃないかと思える話ですよね。
かなこ:今の現実を考えさせられたり、そういうきっかけにもなりますよね。
なだぎ武先生:マーベルのヒーローっていうのは、すごく人間味のある物語が非常に多いんですよ。
“スーパーヒーローだから、すごい力を持っているから羨ましいよな”っていうだけじゃなくて、大きな力には大きな責任が伴うので、ヒーローはこれだけ苦労しているんだとか、悩んでるんだとかっていうのが、漫画を読みながらわかる、人間を知ることもできるという点も深いですよね。


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聴取期限 2018年5月14日 AM 4:59 まで
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〈番組概要〉
番組名:「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/clover/
