竹内涼真(24)の勢いが止まらない。彼は現在、主演ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、ヒロイン高畑充希(25)演じるカホコの同級生で画家の麦野初を熱演中だ。カホコの“お姫様抱っこ”が話題になった第5話では最高視聴率の12.1%を記録するなど、“麦野くんフィーバー”状態となっている。
 
竹内といえば、モデル出身で14年に『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)の主役に抜擢。今年はNHK朝ドラ『ひよっこ』に出演し大ブレイク。話題ドラマや映画に引っ張りだこの、最旬な若手俳優だ。本誌は彼が生まれ育った東京郊外の街へ足を運んだ。小中学校が一緒だった同級生が、小学校時代の竹内をこう振り返る。
 
「当時からイケメンで背が高く、サッカーも上手だったので目立つ存在でした。でも意外にも、そんなにモテてなかったですよ(笑)。というのも、彼は相当な“お調子者”。同級生の女子たちからすれば、恋愛対象というよりも“友達キャラ”だったんですかね」
 
しかし中学校にあがるといきなり“モテ男”の頭角を現してきたのだとか!
 
「彼はチャラチャラしているように見えて、実はとってもウブなんです。サッカーに打ち込んで男子とばかりつるんでいたからか、女の子慣れしてないんですよね。そのギャップに萌えた女子たちは、みんな竹内くんの虜になっていきました。体育祭のときには『写真撮ってください』と下級生の女子に囲まれて赤面したりして」(前出・同級生)
 
それだけモテモテなら、やはり気になるのは“彼女の存在”だが――。
 
「中学のときは2、3人付き合っている子がいました。相手はみな、どちらかといえばキャピキャピしたギャル系。ちょっと派手めで明るくノリのいい子が多かったです。“女友達の延長”みたいな関係性でした。一緒にいて楽しい子がタイプなんでしょう」(前出・同級生)
 
とはいえ、どれも交際は長続きしなかったという。
 
「だいたい、1カ月か2カ月で別れちゃっていました。しょせん中学生の男女ですから、お互い気が変わるのも早かったんでしょう」(前出・同級生)
 
高校は地元から都内の私立高校へ進学。高校入学を機に、東京ヴェルディのユースチームに入った彼は、サッカー選手になる夢を打ち砕かれてしまう。そんな暗いトンネルにいたなか、支えになってくれたのは当時の彼女だったという。
 
「高校では、モデルをしていた彼女と付き合っていました。美男美女カップルとして学外でも有名でしたよ。彼女は可愛いだけでなく、竹内くんの悩みをいつもそばで聞いてあげる、性格の良い子だったそうです」(前出・同級生)
 
そして高校卒業後、友人の母親が雑誌モデルのオーディションに本人の知らない間に応募し、通過。進路に迷っていた竹内は13年4月、そのオーディションを受けに行き、みごとグランプリを獲得。そして、モデルデビューを果たす。
 
モデルから俳優業へ進出してからは、順調にキャリアを重ねて現在に至る。だが、売れっ子になったいまも、竹内はまったく変わらず、同級生たちとの交流を続けているという。
 
「仲の良かった同級生有志が集まるクラス会に、竹内くんはいまでも出席してくれていますよ。きっとドラマの撮影とかで休みなんかほとんどないはずなのに、クラス会の日程に合わせて時間を調整し、ギリギリで駆けつけてくれているんだと思います。小さいころから弟や妹の世話をよくしていた竹内くんですが、最近でも会うと兄弟の話題が出て“いいお兄ちゃんぶりも昔と変わらないな”って、すごくほほえましいです」(前出・同級生)
 
そのモテモテぶりと面倒見のいい“お兄ちゃんキャラ”は、昔から“リアル麦野くん”そのものだった――。