学生の窓口編集部

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2月18日放送、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)では、腸内微生物。同じものを食べているのに、太り方に違いがある場合がある。イスラエルのワイツマン科学研究所がそれを研究した。発表されたのは新説。原因は、個人において、血糖値が上がりやすい食品と、上がりにくい食品があるからだ。血糖値の比較調査では、2人1組で合計500組の血糖値を、24時間測定した所、2人が同じ時間に同じメニューを食べて、食事以外も同じ行動をするという検証を行った。すると血糖値の上がり方に違いが出て、今回の調査結果につながった。

腸内微生物の違いが大きいという。腸内微生物は消化を助けたり、人が作り出せない栄養素を作るが、種類によって働きが違ってくるのだそうだ。その腸内微生物の種類や数は人によって異なるという。

腸内微生物は、腸内細菌とも呼ばれる。有用菌(善玉菌)、有害菌(悪玉菌)、日和見菌と名前がついており、消化吸収の補助や免疫刺激など、健康維持や老化防止などへの影響がある。代表的なものはビフィズス菌や乳酸菌だ。有害菌は、体に悪い影響を及ぼすもので、代表的なものにウェルシュ菌やブドウ球菌、大腸菌などがある。病気の引き金となったりする。日和見菌は健康なときは何もしないが、体が弱ったりすると腸内で悪い働きをする。バクテロイデス、無毒株の大腸菌、連鎖球菌などだ。

腸内の細菌は年齢とともに変化する。年をとると悪玉菌の割合が増えてくる。体内で胎児は無菌状態だが、生まれると母乳を飲んで母乳の乳糖やガラクトオリゴ糖を栄養源としてビフィズス菌が繁殖する。赤ちゃんの便が黄色っぽくて臭くないのは、このビフィズス菌が優位に働いて腸内環境が保たれているからだ。成人では10%から20%ほどの占有率でビフィズス菌が腸内に存在している。

そのため便から腸内の環境がわかり、食生活の改善を行える。将来的に、便のサンプルを研究所に送って、食生活プランを立ててもらうというダイエットが広まる可能性がある。今できることとしては、腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維をしっかり取ること。またオリゴ糖が含まれた食事を取ったり、規則正しくストレスをためない生活で自律神経を整えたりすることも重要だ。