学生の窓口編集部

写真拡大

12月16日放送、「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)では、スカイダイビングやバンジー、リスクありすぎじゃない?問題。

スカイダイビングの死者は15万回に1回。1年間で日本人が事故死する割合は10万人に3.2人、サーフィンは2.8人、ダイビングは4.7人で、マツコは「比べてみると結構安全かもしれない」と話した。

有吉は絶叫系が苦手で、ヒロミや岩城滉一が一人で飛ぶのが信じられない。上島竜兵いわく逆バンジーが一番怖いのだと語った。一方で絶叫系レジャーに憧れのあるマツコは、湯船で潜水したりしているとして、テレビの企画で絶叫系マシンに行きたいと話した。

スカイダイビング中の事故は、日本だけで約20名ほどが死亡している。これだけ見ると多いが、これは戦時中のB29によるパラシュート落下の人数も含んでいる。そのため、スポーツスカイダイビング中の事故になると、数年に一度、起こるか起こらないかのレベルだ。事故率は低く、15万回に1回の死者のため、他のスポーツに比べたら少ないと言える。だが、事故が起こったらほぼ確実に死亡するため、リスクは高いスポーツとなる。

骨折などの重症を負うような事故なら、1,000回に1件、起こっているという。直近の国内の死亡事故は、1997年〜2000年に3件、2013年に1件、発生している。

事故は、二人がかりのタンデムの事故、パラシュートが開かないなど、世界的に見ても珍しい事故であり、不注意などを防ぐことによって事前に防ぐことができると言われている。

一方でスキューバーダイビングは、10年間で毎年8名〜21名程度。日本全国で100万回のスキューバダイビングが行われており、そのうち事故は100件ほどになる。

スカイダイビングは飛んでから着地までの時間が短いことから、一瞬の出来事となるため事故につながりやすい。事故率自体は低いが、リスクが高い。どんなスポーツにもリスクはあるため、リスクを理解した上で参加することが大切だ。またリスクが高いスポーツの前には、保険などにも加入してから参加したほうがいいだろう。

スカイダイビングは、メインパラシュートと、それが開かなかった時用に予備のパラシュートを必ず装備する。またジャンプして意識を失ってしまった時のために、高さを感知して自動でパラシュートを開く装置もついている。なのでパラシュートが開かなくて地面に突っ込むということはほとんどなく、事故も無謀なテクニックをやろうとしてミスしたり、パラシュートが絡まったり、着地の時に思い切りコケたりした時の事故が多い。