パリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチが、イギリス『BBC』のインタビューで、MFガレス・ベイルのレアル・マドリー移籍について、次のように語った。

「ジネディーヌ・ジダンがマドリーでプレーしていたときも、ブーイングされた。オレはジダンがサッカー史上最高の選手の一人だと思っている。そのジダンでさえブーイングされるのなら、ベイルはかなりの忍耐力がないといけないだろうね」

また、イブラヒモビッチは1億ユーロ(約133億円)と言われるベイルの移籍金について、「それだけの額に値する選手はいない」ともコメントしている。これは、ジダン氏も先日言っていることだ。

ただ、イブラヒモビッチ自身も2009年、インテルから4600万ユーロ(約61億円)という大金でバルセロナに移籍している。この取引にはFWサミュエル・エトーも含まれていた。だが、イブラヒモビッチのバルセロナでの冒険はうまくいかず、わずか1年で移籍している。

「バルセロナに行くことが夢だった。でも、後になってみれば、夢は実現するよりも夢にとどめておいた方が良いのかもしれないね」

イブラヒモビッチはインタビューの中で、自身のキャリアにも言及。最も多くを教わった指揮官は、ファビオ・カペッロ監督とジョゼ・モウリーニョ監督だと明かした。異なる2人だが、良い意味でも悪い意味でも、最高級の選手となった今のイブラヒモビッチをつくったのは、彼らのようだ。

「カペッロはオレに勝者のメンタリティーを植え付けさせてくれた。モウリーニョは、猫から獅子へと変えてくれたよ。それまでの監督たちが引き出せなかったことを、オレから引き出してくれた」

イブラヒモビッチはカペッロ監督とユヴェントスで2つのスクデットを獲得している(その後はく奪)。モウリーニョ監督とはインテルで1シーズンだけプレーし、タイトルを獲得した。