グレゴーグレイシー参戦、チルソンも注目
ヒクソン・グレイシー以前に最強のグレイシーとして、一族の期待を一身に受けていたホーウス・グレイシー、そのホーウスの未亡人の息子がグレゴーだ。つまりグレゴーにはグレイシーの血は流れていない。しかし、幼少の頃よりもホーウスの実子ホーレス、イーゴー、その従兄弟に当たるホジャー、カイロン、ネイマンらと共にグレイシーバッハで柔術を磨いていてきた。
グレゴーの組み技の強さは、ADCCで日本が誇る中村K太郎からバックマウントを奪ったことでも明らかだろう。一方、MMAではヘンゾの方針に従いニュージャージーの中堅プロモーション、ケージ・ヒューリーFCやROCで戦績を積んできたが、3戦目にハイキックでKO負けを経験。
その後はより慎重に自らの庭で戦うようになり、今年の5月20日に母国ブラジルで行われたX-Combatではウェルター級王座を獲得している。今回の対戦相手は、韓国ROAD FCや日本のパンクラスで戦ったことがあるキム・ソクモ。不覚を取ることは許されない相手となる。
グレゴー、フィル・バローニなど半ビッグネームを登用するOFCだが、同時に注目されるのがアジア系ファイターの活躍だ。そういう意味ではメインカードにラインアップされたフェザー級戦ミッチ・チルソン×エリック・ケリーなど、気になるファイトといえる。
ミッチ・チルソンは地元シンガポールのファイターで、会場人気は一番になることが予想されるマーシャル・コンバットのフェザー級スーパーファイト王者。対するケリーはフィリピンのユニバーサル・リアリティ・コンバット・チャンピオンシップのフェザー級王者で、レジェンドFCフェザー級王座決定戦進出が決まっているインドネシアのフランシノ・チルタを加え、東南アジア・フェザー級三強のうち、二人が顔を合わせることになる。
今大会、厳しいマッチメイクに挑む韓国勢。プロ初戦で日本インディー・ケージ大会=ライジング・オンのフェザー級王者となったキム・スチョルのレオナルド・イッサとのマッチアップや、元ボクシングWBAスーパーフェザー級世界王者ヨーサナンのMMAデビュー戦など、バンタム級のアンダーカードからも目が離せない。
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