中国・陝西でM3地震を観測…原因は採掘しすぎ旧炭鉱の大規模落盤
陝西省楡林市神木県で22日午前5時20分ごろ、マグニチュード3.0の地震が発生した。同地は石炭の大産地で、これまでの過度の採掘により地下の空洞で大規模な落盤が発生し、地震波が周囲に伝わり観測された。中国新聞社が報じた。
震源は北緯39.1度、東経110.1度で、深さは500メートル未満と発表された。死傷者の発生は伝えられていない。
同県では、2007年8月29日と2010年12月28日にも、古い炭鉱の大規模落盤が原因の地震が発生した。07年の地震は発生源となった旧炭鉱が特定された。10年12月の地震はマグニチュード3.0と発表され、発生源となった旧炭鉱もほぼ特定された。
炭鉱の落盤で発生する地震は、震源が浅く、地震規模も大きくはない。したがって、影響が広い範囲に及ぶことはない。ただし鉱区内では地面の大規模な陥没が発生するなどで、極めて危険という。
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◆解説◆ マグニチュード3.0は地震規模としては極めて小さく、TNT火薬480キログラムを爆発させた際に放出するエネルギーに相当する。マグニチュード4.0はTNT15トンに相当、マグニチュード5.0では480トンと、マグニチュードの数値が増えると、地震の実際のエネルギーは指数関数として増加する。11日に東北地方太平洋沖で発生した地震はマグニチュード9.0で、TNT約4億8000万トン分のエネルギーを放出した。(編集担当:如月隼人)
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