15日、エルサレムの首相府で記者会見するネタニヤフ首相=イスラエル政府提供

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 【エルサレム=福島利之】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は15日、エルサレムで記者会見を開き、レバノン南部に軍の駐留を続ける考えを示した。

 イランは米国との戦闘終結に向けた合意を巡り、レバノンでの親イラン勢力ヒズボラとイスラエルの戦闘停止を求めている。

 ネタニヤフ氏は、米国とイランの合意について「歴史的な勝利だ」と評価した。米国が14日にイランとの合意を発表して以降、ネタニヤフ氏が立場を表明するのは初めて。国内で与野党から合意への不満が噴出する中で、戦果を強調して批判を打ち消す狙いがある。

 米国と2月末に始めた対イラン攻撃については「トランプ大統領と協力し、行動しなかったらイランは核爆弾を保有していた」と主張した。レバノン南部の軍部隊に関しては「我々は自国を防衛するために必要な限りとどまる」と述べた。

 イスラエル軍の発表によると、ヒズボラは15日夜、レバノン南部の部隊に多数のロケット弾を発射した。軍は「脅威を排除するために作戦を継続する」とした。一方、ヒズボラは15日、「(イスラエル軍の)完全撤退が達成されるまで抵抗は続く」との声明を出した。