“怒りや闘志を前面に出すことは大事” 巨人・杉内コーチ 完封逃し悔しさあらわの井上温大に
◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人8ー2ロッテ(6月5日、東京ドーム)
前々回の阪神戦の登板で、井上温大投手のマウンド上での感情表現などについて、苦言を呈した巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ。この日、初完封なるかというところで、ロッテのソト選手にホームランを打たれた場面で井上投手が見せた表情に言及しました。
「きょうは9回最後のマウンドに上がって、最後までいたことは評価できますし、2ラン打たれたところの最後のバッターで怒りが見えたので、ああいうのが僕は大事かなと思いますね」
持っている物が群を抜いているだけにそれに見合うだけの力を出せるようになってほしい、その一心で、厳しい言葉もかけました。直接的にもメディアを通じても何度も諭してきた杉内コーチ。
「ガッツポーズもですし、三振を取ったバッターに対して、出し切ったというところ。無我夢中で腕振っているんだというのが見えたので、そういうのを出せることが彼には必要なのかなと思っていましたから・・・悔しかったんだろうなと思いますよ、あのホームランはね」
まな弟子の変化にうれしさを隠せない様子の杉内コーチ。ホームランを打たれたことについては「ボール自体はいいボールがいってましたからね。ピッチャーですから、打たれることはあります。その次もヒット、ヒット、フォアボールとなると、何してるんだと思う人はいるかもしれないですね」とホームランを打たれた後にしっかり三振を取って試合を締めたことを喜びました。
プロ7年目にして初の完投。この経験がきっと井上投手にとって大きな糧となると続けました。「(同学年の)竹丸(和幸)が先に完投、負けしていますけれども、そういう悔しさもあったかもしれないですね」と西舘勇陽投手や竹丸投手ら、同学年のピッチャー陣の存在に言及しました。
「(彼らには)これからの巨人の投手陣を担ってもらうというかね、そういうピッチャー陣になってほしいと思っていますからね」
完封とはなりませんでしたが、初の完投をどう今後に生かしていくのか、井上投手のさらなる成長に期待です。