ナスダックのロゴ=ロイター

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 【ニューヨーク=木瀬武】5日のニューヨーク株式市場は、過熱するAI(人工知能)投資への警戒から急落し、IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は前日比1121・53ポイント(4・2%)安の2万5709・43となった。

 下落率はトランプ米大統領による「相互関税」の発表で相場が急落した2025年4月以来の大きさで、下落幅は過去最大となった。

 上昇相場を先導してきたエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの半導体銘柄が軒並み売られた。米国の主な半導体関連株で構成する「フィラデルフィア半導体株指数」の下落率も6年ぶりに10%を超えた。

 5日発表された5月の雇用統計で、景気の動向を反映する非農業部門の就業者数が市場予想を大幅に上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに動くとの警戒感が広がったことも相場を押し下げた。優良銘柄で構成するダウ平均株価(30種)の終値は695・15ドル安の5万866・78ドルだった。