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 ◇ナ・リーグ ドジャース6―5ダイヤモンドバックス(2026年6月2日 フェニックス)

 ドジャースは2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で勝利を収め、今カードの対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手(31)は2回の第2打席で2点適時三塁打を放つなど、3試合連続のマルチ安打で4試合ぶりの打点もマーク。連続試合安打を6、連続試合出塁は18に伸ばした。4打数2安打で打率は.293となった。デーブ・ロバーツ監督(54)は大谷ら自軍選手を称賛するとともに、敵軍選手にも敬意を込めた。

 大谷は先頭打者として打席に入った初回。ダイヤモンドバックス先発・ソロカがカウント1―1から投じた内角カットボールを捉え、右翼線への二塁打を放った。1死後、3番・フリーマンが右越えに先制の9号2ラン。大谷の安打から先制点は生まれた。

 さらに2―0の2回1死一、二塁からは初球の外角チェンジアップを叩き、右翼線三塁打で4試合ぶりの打点を記録。チームに貴重な得点を加えた。4―2の7回1死三塁からの第4打席は申告敬遠で出塁。次打者・パヘスの中犠飛、さらにフリーマン、ベッツの連打でこの回2得点を挙げた。結果的にこの回の得点が最後までモノをいった形となった。

 大谷、フリーマンをはじめ打線が機能的に動き得点を重ねたが、ロバーツ監督にとっては最後まで気が抜けなかった。6―2の7回、ダイヤモンドバックス4番のアレナドに2点二塁打を許し、6―4の8回には2死一、二塁でアレナドを打席に迎えなくてはならなかった。指揮官は「彼は再び、脅威となる打者に戻りましたね」と評する。「体の動きが以前より生き生きしていますし、速球への対応も良くなっています。強い打球を引っ張れるようになっていますし、何よりフレッシュに見えます。彼のプレーを見るのは本当に楽しいですよ」と話した。

 35歳のアレナドはロッキーズ、カージナルスで活躍し、本塁打王3回、打点王2回の実績を積み重ね、今季からダイヤモンドバックスに移籍。この日の試合終了時点で通算1970安打、361本塁打、1214打点を記録している。打撃力だけではなく、10度のゴールドグラブ賞にも輝いた守備の達人でもある。開幕直後は不振に苦しんだが、打撃力も上向き、好守でチームの中核となっている。

 指揮官は「年齢を重ねれば経験は増えますが、時の流れに勝てる人はいません。だから調整が必要になります。そして彼はまさにそれをやっています。彼はいまも進化の途中です。長年成功してきた選手ほど、自分のやり方を変えるのは簡単ではありません。でも年齢を重ねるにつれて調整しなければならない。それが必要なんです」と高みを目指し、進化を続けるスター選手に敬意を払った。