ダイハツ工業から技術供与を受け、HVを生産するプロドゥアの工場(14日、クアラルンプール近郊で)=井戸田崇志撮影

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 【クアラルンプール=井戸田崇志】ダイハツ工業は、20%を出資するマレーシアの自動車最大手「プロドゥア」の現地工場でハイブリッド車(HV)を生産すると発表した。

 ダイハツが海外でHVを生産するのは初めてとなる。同国でのHVの販売はプロドゥアが担い、生産開始時期などの詳細は今後詰める。

 このHV生産は、新興国での事業展開を支援する日本の経済産業省の補助事業に採択され、工場の設備改修など事業費80億円のうち16億円が補助される。

 プロドゥアはマレーシアでの新車販売シェア(占有率)で4割超を占めるが、HVを本格的には販売してこなかった。中国メーカーの進出などで新車市場の競争が激化する中、ダイハツからHV技術の供与を受け、商品群を拡充する。

 一方、ダイハツはプロドゥアの販路を活用してダイハツ独自のHVの生産台数を増やし、日本国内の開発機能の強化などを図る。