PUBGやフォートナイト、Apex Legends、荒野行動のようなバトルロイヤルゲームでは時間の経過とともに安全地帯が狭まり、安全地帯の外にいるプレイヤーは継続的にダメージを受けます。このようなバトルロイヤルゲームの仕組みをAR(拡張現実)を用いて現実のショッピングモールに持ち込んだゲームが中国のSNSで注目を集めています。

China Insider(@chinainsider) • Instagram写真と動画

https://www.instagram.com/chinainsider/

Gen Z in China Transforms Shopping Malls Into Real-Life Battle Royales - Enduins

https://www.enduins.com/news/gen-z-in-china-transforms-shopping-malls-into-real-life-battle-royales

中国の話題を英語で発信するSNSメディア「China Insider」によると、こうしたARゲームは北京や上海、青島などの都市で行われており、ショッピングモールのほか公園や広場も会場として使用されるとのこと。また、ゲームは店舗の閉店後や人通りの少ない時間帯に実施されることが多いそうです。

ゲームの参加者は専用のARヘッドセットやセンサーを装着し、現実空間を移動しながら専用アプリを使ってゲームをプレイします。ゲームには時間の経過とともに行動できる範囲が狭まる「安全地帯の縮小」、安全地帯の外にいるとペナルティを受ける「毒エリア」、チーム単位で戦うルール、リアルタイムでの脱落通知などバトルロイヤルゲームに近い要素が取り入れられているとのこと。

China InsiderのInstagram投稿内の動画からは、実際にゲームをプレイしている様子を確認することができます。





エレベーターの中で作戦会議中。プレイヤーがスマートフォンを取り付けた銃型デバイスを手にしている様子が映っています。



これはエスカレーターの近くで銃型デバイスを構えて下の階を狙っているプレイヤー。



ショッピングモール内の衣料品店を進むプレイヤー。店内のラックや通路がそのままゲームのフィールドになっていることが分かります。



屋外もフィールドの一部なので、銃型デバイスを構えながら移動。



店舗内の通路を走り抜けるプレイヤー。スマートフォンを操作するだけではなく、実際に体を動かすゲームになっていることが分かります。



スマートフォン側の画面はこんな感じ。残り時間や体力ゲージ、弾数、チームの状況などが表示されており、現実の風景にゲーム画面の情報を重ねる形でプレイします。



ゲームセンターのような場所で身をかがめながら銃型デバイスを構えるプレイヤー。



China InsiderはInstagram投稿のコメント欄で「典型的なセッションには40人〜60人が参加し、約90分にわたって行われる」と説明しています。チームバトルやサバイバルラウンドなど複数のモードがあり、参加者が1回のゲームで5km以上走ることもあるため、単にスマートフォンを操作するだけでなく、実際に体を動かすアクティビティになっているとのことです。

China Insiderは、この遊びが注目されている理由として社交面も挙げています。初対面の相手と雑談を続けるのは苦手でも、ARバトルロイヤルでは同じチームに入って走り回り、作戦を立て、お互いにカバーしながら生き残ることを目指すため、自然に交流しやすいとのこと。

なお、ゲームの主催者情報や参加料金、施設側の公式発表などゲームの実施に関する具体的な情報は何も書かれておらず、詳細は不明です。