イスラエル軍、レバノンでヒズボラの地下トンネルを破壊する映像を公開
(CNN)イスラエル軍は、レバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの地下トンネルを破壊したと発表し、その構造をパレスチナ自治区ガザ地区で発見されたものになぞらえた。
イスラエルのカッツ国防相は、カンタラにあった構造物が「大規模な爆発」によって破壊されたと述べた。
「ネタニヤフ首相と私は、ガザと同様に、ガリラヤ住民への脅威を取り除くため『ブルーライン』までの安全区域内の地下および地上にあるテロ組織のインフラをすべて破壊するようイスラエル国防軍(IDF)に指示した」とカッツ氏は述べた。ブルーラインはレバノン南部に沿った約120キロに及ぶ地域で、両国の事実上の国境となっている。
イスラエル軍は、約10年かけて建設された2本の地下トンネルを発見したと発表した。これらのトンネルは地下「数十メートル」にわたってのびており、狙撃銃や爆発物のほか、武装勢力が長期間地下に潜伏するための装備が見つかったという。軍は、トンネル内部を映したとされる映像も公開したが、CNNはIDFの主張や映像を独自に検証できていない。
ネタニヤフ氏はビデオメッセージで、「我々はテロ組織のインフラを破壊し、数十人もの武装勢力を殺害している。今後もさらに続くだろう」と述べた。
カッツ氏は、「レバノン政府とレバノン軍は、レバノン南部からヒズボラのテロリストと武器を非武装化することを約束した。これがその成果だ」と主張した。イスラエルは、ヒズボラの能力を弱体化させるための対策が不十分であるとして、レバノン政府を繰り返し批判してきた。
ヒズボラはコメントを発表していない。
