米国産原油、東京湾に到着…イラン攻撃後初
中東情勢の悪化でホルムズ海峡の事実上の封鎖状態が続く中、代替調達の米国産原油を載せたタンカーが26日、東京湾内に到着した。
原油は海底パイプライン設備を通じてコスモ石油千葉製油所(千葉県市原市)に送られ、ガソリンなどに精製される。2月28日の米国などによるイランへの攻撃後に調達した米国産原油が日本に到着したのは今回が初めて。
タンカーは3月22日に米テキサス州で原油を積み込んで出航。パナマ運河を通過できる小型タンカーで、アフリカ南端の喜望峰を経由する一般的なルートより20日程度早く到着した。
今後、代替調達の原油を運ぶタンカーの到着が増えるとみられ、経済産業省は、米国からの5月の調達量は日量約9万バレルだった前年の約4倍に拡大すると見込む。前年同月の輸入全体の約15%に相当し、ホルムズ海峡以外の代替ルートで輸入する中東産原油などと合わせ、前年実績の約6割の代替調達が可能となるという。
