妻が「父の携帯がつながらない!」と大慌て。調べたら「3G専用ガラケー終了」の影響でしたが、「スマホ」に乗り換えるしかない? “携帯代”はどのくらい高くなりそうですか? 負担を最小限に抑える方法も紹介
NTTドコモの3G回線は3月末で停波、専用ガラケーは終了に
株式会社NTTドコモは第3世代移動通信方式(3G)サービス「FOMA」を2026年3月31日に終了しました。3Gサービスを提供していたキャリアもすべて終了しているため、これにより、国内の3G回線は完全停波になり、3G専用のガラケー端末では通話・通信ともに利用できなくなりました。
なお、4G対応のいわゆる「ガラホ」(ガラケー型の操作性を持つ、スマホOS搭載の制限付き端末)と呼ばれる一部のガラケー型は、今後も引き続き利用可能です。
この3G停波の背景には、4Gや5Gの普及により3Gの利用者が減少したことや、限られた電波の有効活用を目指す取り組みがあります。今後の課題として、これまで3G回線に対応した携帯電話を使用してきた高齢者層を中心に、4Gや5Gに対応する端末への乗り換えを周知させることなどが挙げられるでしょう。
ガラケーからスマホに乗り換えると“携帯代”はいくら高くなる?
ガラケーからスマホに乗り換えると携帯代は、どのくらい高くなるのでしょうか? 株式会社NTTドコモの「ケータイプラン」(ガラケー向け)は、定期契約なしの場合、月額1507円(税込)から利用可能でした。
一方、スマホ向けの「はじめてスマホプラン」は、定期契約なしの場合、月額1815円(税込)から利用可能なので、ガラケーからスマホへ乗り換えると、この場合での想定では月額308円の負担が増える計算になります。
さらにデータ通信量や通話オプションが加わると、月額3000円~5000円程度の料金が発生するケースもあり、最低限の利用であっても数千円程度の負担が増えることも考えられます。ただし、通話が中心か、データ通信が中心か、といった利用スタイルや契約会社によっても月額料金は変動するためあらかじめ確認しておくことが大切です。
「格安SIM」「格安スマホ」に乗り換えるのもひとつの選択
3G専用ガラケー終了以降は、基本的にスマホかガラホに乗り換えなければ、基本的に携帯電話の利用はできなくなります。その一方で、総務省は携帯電話の利用者が経済的負担を軽減できる料金プランを見直す手段として、MVNO(格安SIM)の活用を紹介しています。
格安SIMは大手キャリアからネットワークを借りることで、安価な月額料金のサービスを実現しています。
データ通信速度やサポート体制が大手キャリアと比べて制限されるケースもありますが、月額1000円~2000円台のプランも多いため、自身の通話料金やデータ利用量などの利用頻度を見直すことで、スマホであってもガラケー並みの低価格に抑えることができるでしょう。
まとめ
3Gの停波により専用ガラケーを利用できなくなったため、基本的にはスマホなどへ乗り換えなければ、携帯電話を使用することができなくなりました。
一般的にはガラケーよりもスマホのほうが利用料金は高額になりがちなため、負担をできる限り低く抑えたい方は、格安SIMなどの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
出典
総務省 携帯電話ポータルサイト(5)格安スマホ/格安SIMってなに?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
