札幌と福岡、名物グルメ食べ比べ。本ししゃもとザンギvs一口餃子と鳥皮焼き! 老舗居酒屋で味わう自慢料理

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新年度が始まって、約2週間が経ちました。新しい土地で仕事や学業をスタートした方も、すこしずつ慣れてきたころかもしれません。赴任地として人気の札幌と福岡を取り上げてきた当シリーズも、いよいよ最終回を迎えました。今回は「エトセトラ」として、名前を聞けばすぐに思い浮かぶ、両都市自慢の料理やお取り寄せ品をご紹介します。では、早速見ていきましょう。

カリッ、ジュワッ。本ししゃもと博多一口餃子、焼き物頂上対決

まずは焼き物対決です。北海道が誇る海産物「本ししゃも」と、一口餃子で有名な「博多餃子」をご紹介します。ししゃもと餃子、なんか見た目似てませんか?笑

最初に、『磯金(札幌市中央区)』に伺いましょう。すすきののど真ん中にお店を構えています。

磯金

同店の推しポイントは、北海道の美味しいものをいろいろ味わえること。毛ガニはもちろん、北海道産のお刺身や、チャンチャン焼きなど鮭料理、地鶏の自家製ザンギ(鶏の唐揚げ)まで、メニューの豊富さには驚かされます。しかも、量も味も申し分なく、連日大繁盛の居酒屋です。

今日ご紹介するのは「子持ちししゃもの炙り焼き」です。日本で流通している「ししゃも」のほとんどはカラフトシシャモ(カペリン)と呼ばれる海外産の魚ですが、北海道で是非食べたいのは「本ししゃも」。とくに、勇払郡むかわ町(ゆうふつぐん・むかわちょう)で10〜11月の旬に獲れるものは、身が厚く脂ものっていて、ジューシーで濃厚な旨味が魅力です。「鵡川(むかわ)のししゃも」として知られる、人気のブランドです。

磯金の「本ししゃも」は、時期によって北海道各地から仕入れられているようです。カリッと焼かれたししゃもの、なんと美しいこと。これを唐辛子マヨネーズにつけて食べれば、天国にも昇る美味しさです。写真は「干し魚三種炙り焼き」で、シマホッケ焼きとこまい一夜干しもセットになっている逸品でした。

磯金(干し魚三種炙り焼き)

焼き物対決、続いては福岡から。一口餃子の老舗『旭軒 駅前本店(福岡市博多区)』をご紹介します。JR博多駅からもすぐ近く。ぶらぶら散歩していたときに偶然見つけたお店で、まずはその佇まいに思わず惹きつけられました。ぶっきらぼうに「餃子の店」と書かれた看板と、赤ちょうちんに大きく書かれた「旭軒」の文字が、なんともいい雰囲気です。

旭軒

その渋さに引き込まれるように店内へ入ると、なかなかの賑わいです。左手のカウンターの上には大きな丸皿があり、手羽先らしきものが盛られています。なんともおいしそうな演出です。最初にいただいたのは、スピードメニューの福岡名物・酢モツ。コリコリとした食感で、ビールとの相性も抜群です。

旭軒(酢モツ)

続いて、皮はカリカリでお肉はジューシーな手羽先をいただき、最後はもちろん餃子です。筆者は餃子は大好きなのですが、あまり量は食べません。一般的な大きさの餃子なら3個あれば十分。ところが旭軒の餃子は(福岡名物の一口餃子ですから当たり前ですが)小さいので一皿(10個)、ペロッといけちゃいます。皮がカリカリで揚げ餃子のような食感。ニンニク控えめで、野菜のうまみを感じる優しい味が特徴です。

旭軒(焼餃子)

博多駅から数分。裏路地にたたずむ「旭軒」にどうぞお立ち寄りください。

皮か、ザンギか。博多と札幌、何本でも、何個でも

続いては、鶏料理対決です。福岡からは「鳥皮焼き」、札幌からは「ザンギ」をご紹介します。まずは「鳥皮焼き」専門店である『とりかわ大臣駅西串房(福岡市博多区)』です。博多駅に隣接したビルの1階にあり、福岡市内に8店舗を展開しているそうです。

とりかわ大臣駅西串房

それにしても「鳥皮焼き」ってなんて美味しいんでしょ。一般的な焼き鳥屋さんの「皮」も大好きですが、串にぐるぐる巻きにされると旨味が増すんですかね(笑)。

まず、「トマトスライス」と「冷奴1/4丁」をいただきました。すごくないですか?「1/4丁」。一人飲みの気持ちがよくわかってらっしゃいます。ネーミングもGOOD!

とりかわ大臣駅西串房(トマトスライスと冷奴)

続いてメインディッシュの「博多とりやき」です。タレと塩を3本ずついただきました。6本並ぶと美しいですよね。

とりかわ大臣駅西串房(博多とりやき)

中には20本近く注文して、「鳥皮焼き」がピラミッドのように積み重なっている剛の者もいらっしゃいます。何本でも食べられそうな「鳥皮焼き」。皆さまもぜひお楽しみください。

鶏料理、札幌の代表は何といっても「ザンギ」でしょう。簡単に言うと鳥のから揚げですが、醤油や生姜、にんにくなどでしっかり味付けされているのが特徴と言われています。ザンギを代表する名店が「布袋(ほてい)」グループ。各店舗、ザンギはもちろん各種中華料理で大繁盛の人気店です。

布袋(ざんぎ)

写真は『布袋赤レンガテラス店(札幌市中央区)』で持ち帰った時のものです。JR札幌駅直結の「ステラプレイス」には持ち帰り専門の店舗も構えますので、お気軽に「ザンギ」をお楽しみいただけますよ。

知っていると便利な手土産候補。ねっとり明太子と昆布サーモン巻き、通販で買える逸品

最後はズバリ、お取り寄せ対決。小欄で通販を取り上げるのは初めてですが、赴任先にいらしたお客さまへの手土産や、実家に帰った時の贈答品など、しゃれた品を知っているととても便利です。ぜひご参考にしてください。通販で手軽に買えて、地元の味が楽しめます。

今日ご紹介するのはどちらも海産物。では、福岡からは、やはり明太子ですね。

平塚明太子

お勧めするのは「平塚明太子」です。福岡市ではなく北九州市に本社を構えますが、何と言っても味が桁外れに旨い。福岡を訪れた際、北九州市にお住いの方からいただいたもので、推しポイントはそのねっとりした食感です。一口食べた瞬間、その濃厚な味わいに驚きました。

平塚明太子(中辛 辛子明太子)

同店の明太子の種類は7つ。個人的には中辛でも結構痺れました。いま記事を書いていても頭から汗が出てきます(笑)。昆布漬け明太子、ゆず明太子なども楽しめますので、ぜひ皆さまもお試しください。

続いて札幌からご紹介するのは「北海道産昆布とサーモンの重ね巻き」です。

北海道産昆布とサーモンの重ね巻き

北海道といえばやっぱり鮭。おせち料理では「鮭の昆布巻き」が定番ですが、それを重ね巻きにした逸品を「株式会社ドースイ」が販売しています。北海道石狩市に本社を置き、創業以来70年以上、乾物に特化してきた専門企業です。自宅で合わせたのはもちろん日本酒。その相性たるや言葉がありません。

北海道産昆布とサーモンの重ね巻き

通販はもちろんのこと、東京の小売店に置いてる時もあるようですので、見つけたら必ず買われることをお勧めします!

5回にわたり、札幌と福岡のご当地グルメをお届けしました。お楽しみいただけたでしょうか。筆者は、札幌も福岡も残念ながら勤務の経験はありませんが、出張や旅行で毎年のように両都市に訪問しています。グルメはもちろんですが、一番の楽しみは何と言っても競馬。JRA札幌競馬場と小倉競馬場(福岡市ではありませんが、、)には一体いくら金を落としたことか(笑)。2026年もはや4月。JRAの開催スケジュールにあわせ、札幌旅行、福岡旅行の計画を立てたいと思います。必ずやこれまでの負けを回収し、絶品グルメを満喫するぞ、と夢想する毎日です。

文・写真/十朱伸吾

おとなの週末Web専属ライター。全国のご当地グルメを求めて40年余。2013年には、“47都道府県食べ歩き”を達成した。訪れた飲食店は1万軒をゆうに超える。旅と食とお酒をこよなく愛するオプチミスト。特にビールには一家言あり。競馬と写真とゴルフも趣味。週1の自転車ツーリングとサウナでダイエットにも成功した。好きな言葉は「発想力は移動時間に比例する」。

【画像】ししゃも、餃子、ザンギ、明太子…北と南の美食図鑑!(13枚)