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国の史跡、阿南市の「若杉山辰砂採掘遺跡」で4月15日、遺跡へ渡る橋の完成を記念した橋の渡り初め式が行われました。

阿南市水井町の若杉山辰砂採掘遺跡は、弥生時代後期から古墳時代初頭にかけて、古墳の石室を塗るためなどに用いられた「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれる赤色の顔料の元となる鉱物の採掘跡です。

阿南市では一般公開を目指し、2025年から整備を始め、15日に遺跡へ渡る橋の渡り初め式が行われました。

式には、岩佐市長や地域住民ら約15人が出席しました。

県産杉で作られた橋は長さ約10メートル、幅約1.2メートルで、欄干には辰砂をイメージした朱色のアクセントが入っています。

「渡っていただきます。第一歩お願いします」

岩佐市長を先頭に参加者全員が橋を渡りました。

市では、国の史跡指定10周年に合わせた2029年の一般公開を目指し、標柱、遺跡説明看板や露天採掘エリアなど、景観を損なわないよう遺跡周辺の整備進める予定です。

(阿南市文化振興課・向井公紀 係長)
「遺跡内には入れませんが、周辺環境と調和した素晴らしい橋ができたので」
「ぜひとも橋を渡って、阿南市の歴史ロマン自然を体感してほしい」