(CNN)英国の基地に着陸した米空軍の空中給油機の胴体に、破片によってできた穴が修復されたとみられる跡が数十カ所あることが分かった。

オハイオ州空軍州兵の標識を付けた4発空中給油機KC135が13日にロンドンの北約129キロにあるミルデンホール空軍基地を地上走行する様子が航空写真家マーク・リナム氏によって撮影された。

リナム氏はこの動画を自身のフェイスブックのページに「破片による損傷?」というコメント付きで投稿した。

核抑止ネットワークの研究者アラン・ドーソン氏はロイター通信に対し、全長約41メートルのこの機体の操縦席直下から垂直尾翼まで広がる補修跡は、「破片による損傷と整合性がある」と指摘した。

ドーソン氏によると、この航空機は先月、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地がイランの弾道ミサイル攻撃を受けた際、同基地に駐機していた可能性がある。この攻撃では米軍の早期警戒管制機(AWACS)「E3セントリー」1機が破壊された。

「この機体はそのときの攻撃の巻き添えで損傷を受けた可能性がある」(ドーソン氏)

英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の航空戦力担当リサーチアナリスト、クリストフ・ベルクス氏もロイターに対し、これらの補修跡は破片による損傷を修理するために施されたように見えると語った。

アナリストらは、この機体がさらなる修理のため、米空軍第100空中給油航空団の拠点であるミルデンホールまで飛行した可能性が高いと述べている。